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あけましておめでとうございます

くつろぐふみ

2023年が明けました。ブログもすっかり放置しっぱなしで、すっかり浦島太郎です。久しぶりに過去記事など見返していたら、画像のリンク切れなどがあちこちに。SSL化の作業時に、なにかしくじったっぽいのですが、少しずつ手直しして見ることにします。

ふみはだんだんとおばあちゃんねこになってきました。昔だったら苦もなくジャンプできた高さになかなか上れなくなったり、歩くときの足取りも少しおぼつかなくなってきたり。以前線維軟骨塞栓症(FCE)で足が利かなくなったときに調べてもらって、腰椎欠損(六腰椎)であることもわかっていて、そんなこんなで、いろいろと気遣ってあげなきゃいけないことも増えています。
とはいえ、まだまだ元気でいてくれるので、時々はこうやって記事にしておこうと思います。

カンナの三回忌

月日の経つのは早いもので、もうカンナの三回忌を迎えました。カンナの好きだったまぐろをお供えして、ふみも父・母・けいくんもそのお相伴にあずかり、家のあちこちに飾ってあるカンナの写真をいくつか新しいものに入れ替えました。

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(2010年11月19日撮影)

それから、カンナに似合う――とわたしたちが思っている――ガーベラを飾りました。

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カンナを見送った時にもガーベラをお供えしたのですが、赤(濃いピンク)は母から、オレンジは父から、ピンクはふみから、黄色はけいくんから。なんとなく花言葉も意識してないこともないようなあるような。

Gerbera
Gerbera: cheerfulness, beauty
Gerbera, Pink: appreciation, compassion
Gerbera, White: purity, innocence
Gerbera, Red: passion, love, romance
Gerbera, Yellow: warmth, sunshine, friendliness
Gerbera, Orange: You are my sunshine, patience

from http://hananokotoba.com/the-language-of-flowers/#7

だそうです。

カンナが亡くなりました

今朝6時前にごはんをねだられてあげたあと、しばらくいすの上にいたのを見届けていましたが、9時過ぎに様子を見に行ったら、既にこと切れていました。まだ温かかったです。

数年前から皮膚のアレルギーでおなかの毛が抜けてしまったり(舐め壊し)、鼻涙管が詰まることによる血涙が時々出ることはあったものの、年末の血液検査でも異常はなく、ふみと追いかけっこをしたり、ひなたぼっこで寛いだり、ごくごく普通に過ごしていました。今朝のごはんもふみと一緒にねだりに来ていました。なんの予兆もなく突然逝ってしまって、ただただ茫然とするばかりです。

カンナは、FIVキャリア(おそらく母子感染による)で、ことによると最後は闘病生活を送ることになるかもしれない、という覚悟はしていましたが、こんなにあっけなく、苦しまずに、そしてわたしたちにもあまり辛い看取りをさせずに旅立つとは思いもしませんでした。どこまでも聞き分けのよい、孝行息子でした。

悔いはないと言えば嘘になります。もっとしてやりたかったこともあります。まだまだ元気に長生きしてほしかった。11歳5ヶ月はちょっと短かった。でもたくさんの思い出を残してくれました。ありがとう、カンナ。どうぞ安らかに。

 

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追記:M町のNさんから立派なお花をいただきました。ありがとうございます。

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ひなたぼっこをのぞいてみた

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カーテンとガラス戸のすきまでぬくぬくひなたぼっこしているカンナとふみを上からのぞいてみました。ふたりとも「なにやってんだ? 父ちゃん」という表情。

 

久々なので、カンナとふみの近況報告など。最近は、カンナがふみの首筋をなめて上げたり、ふみがカンナに鼻キスしたり、カンナがふみの首根っこを噛んで押さえ込もうとしたり、ふみがカンナの頭をポカポカ殴ったりと、仲がいいんだか悪いんだかよくわかりません。

 

ふみの足は、ねこをよく見ているひとなら「あ、びっこを引いてる」というのがすぐにわかると思いますが、普通のひとだと、どたどたカンナと追いかけっこして走り回るふみをみて、足が悪いとは気づかないだろうと思います。右足でカイカイはできませんし、ジャンプして高いところに登る時も必ず右足が遅れます。本人的にもしびれみたいなものを感じているんじゃないかなあ、と思います。

 

カンナは、けいくんとの同居ストレスがおそらく引き金で、そこにさらに何らかのアレルギー反応が加わったような感じで、右腰からお腹にかけてかなり広く脱毛しています。左腰からお腹にかけても、右ほど目立ちませんが、やはり脱毛しています。本人はややかゆみを感じているようで、脱毛は過度になめたことで起こっているのだろうと思われます。また、左右対称に近いので、アトピーかな? とも思うのですが、どうにも原因を特定しかねています(アレルギーを調べる血液検査もしましたが、「これ!」という原因物質は見つかっていない)。原因が特定できないということは、根本的な改善がなかなか見込めない、ということになり、今はフードを変えたりいろいろ試しながらよくなるきっかけ・悪くなるきっかけを探している感じです。

テーマ : 猫と暮らす
ジャンル : ペット

ふみ5周年

ずいぶんごぶさたになりました。今日7月21日は、ふみがうちにやってきた記念日です。5年前、2009年の7月21日にふみはうちにやってきました。うちに来た日の記事はこちらそれから1年後の記事はこちらです。

 

ふみのFCE(繊維軟骨塞栓症)の予後ですが、5月28日=前の記事で「残り2割」と書いた足首から下の部分の随意性は、(ゆっくりとですが)少しずつ回復が続いています。1週間ほど前に、自分で右足の先をグーパーできるようになった、という感じ。普通に歩いたり走ったりはできますが(よくカンナを追いかけていますが)、とっさの動きの時にはまだ右足はよろけます。右足で首の後ろをカイカイなんてのも、まだできません。いつかできるようになるのか、そのへんはよくわからないですけれども。

 

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昼寝ちう

 

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最近はやりのヘンなポーズ

 

ケガの功名といったらふみに怒られますが、リビングでカンナと接触する時間が長くなった分、2人の折り合いがずいぶんよくなりました(お互いの存在は、まあ認めましょうか、的な)。それでも時々ねこパンチの応酬してますけどね。

 


 

おまけ:ちょっとどうしても必要が出てきたので、facebookはじめました。すき間の時間を使って、ぼちぼち広げていく予定です。

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ジャンル : ペット

線維軟骨塞栓症(FCE)からの回復経過

ふみが落下してFCEになってから3週間が過ぎました。運動機能は8割方回復し、日常の動作にはほぼ支障がないところまで来ましたので、一安心しているところです。最初にさわもと犬猫病院でMRI検査をしていただいたときに澤本先生から「3週間が回復のめどです」と言われていたこともあり、このへんでいったん回復経過をまとめておこうと思います。

 

2014年5月6日(1日目)

  • 右足にまったく力が入らない。基本的にはだらんと伸ばしたまま。ほとんど歩かないが、歩くときもよろよろと倒れそうになりながら、前足の力でどうにか移動する。
  • おそらく、右足の付け根から先の感覚がない状態。

2014年5月7日(2日目)

  • およそ18時間ぶりに排尿
  • 深部痛覚はほとんどなし
  • 24時間ぶりに食事。少し元気が出てくる。

2014年5月8日(3日目)

  • お昼に行なったMRI検査でFCEの診断が下る
  • 夜からプレドニン2.5mgの1日2回投与開始(≒体重1kgあたり1mg/日)
  • 食欲はかなり戻る

2014年5月9日(4日目)

  • 右足麻痺の具合に慣れてきたのか、歩き方はだいぶ上手になる。掃除機から逃げようとして2、3歩小走りもできるように。
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2014年5月10日(5日目)

  • 明け方から朝にかけて、カラカラに乾いたうんちを、小指2/3本分ほど。ようやくふんばって排便できるようになる。夜遅くに2回目の排便、いつもの2/3ぐらいの量で固さはいつもどおり。
  • 自分からリビングに出たがり、窓の側や座いすの上でくつろぐ

2014年5月11日(6日目)

  • 右足の肉球は依然として冷たい
  • 体平衡は、狭いところでもだいぶ上手に取れるようになってくる
  • トイレの出入りなどで、右足の爪先が裏返ること(ナックリング)がだいぶ減ってくる
  • 歩き方を上から見ると、太ももを自分で持ち上げられるようになってきているような気もする=少しずつ麻痺がとれてきている?
  • 活発に歩き回り、毛づくろいをする余裕も出てくる
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2014年5月12日(7日目)

  • トイレの姿勢がまだ元に戻らず、腰高の姿勢でするので、外にこぼしてしまうことが時々ある
  • 夜、リビングに解放。ジャンプしてダイニングチェアや空気清浄機に飛び乗ろうとして失敗する(ずり落ちる)。足はまだ感覚がないが、勘で動かしているような感じ。
  • カンナとじゃれようとするが、カンナはあまり受け入れない。カンナにポカポカ殴られても避けられないで、ひょこひょこと逃げる。
  • ケージの裏側に回ってみたり、これまでの動作ができるかどうか、自分でいろいろ確認しているように見える。

2014年5月13日(8日目)

  • 右足をなめるようなしぐさをちょっとだけする
  • 段ボール爪とぎで爪とぎを再開=下半身にしっかり力が入るようになってくる?
  • 平野町ペットクリニック受診、ナックリングの心配は減り、深部痛覚も戻ってくる。プレドニン1日2回2.5mgを継続。

2014年5月14日(9日目)

  • 右足を畳んだ箱座りの姿勢をとれるようになる(意識的に右足をたたみ込めるわけではない)
  • 夕方、床からダイニングチェア、ダイニングチェアからダイニングテーブルへの飛び乗り成功(段差約30~40cm)。ダイニングテーブルから床への飛び降り成功。
  • コナイアム30C、アンガス30Cのレメディ投与開始

2014年5月15日(10日目)

  • 右足の毛づくろいを、ぎこちないながら、再開

2014年5月16日(11日目)

  • カンナとポカポカやりあうのを再開
  • 毛づくろいしながら、コロンコロン転がって体の動きを確かめるような感じ

2014年5月17日(12日目)

  • ふみ部屋と廊下を仕切るワイヤーメッシュ(高さ45cm)を乗り越えて廊下に出られるようになる

2014年5月18日(13日目)

  • ワイヤーメッシュを高さ45cmから90cmに組み替えるが、すぐによじ登って乗り越えてしまう
  • 後ろ足伸びをするようになる。キッチンのゲートに両手をかけて伸びをする
  • 右足で首の後ろあたりを掻く動きをするが、実際には届かない(足先はなんとなく動いている感じ)
  • 日常動作にあまり問題を感じなくなってきたので、リハビリを兼ねて、夜はリビングに解放

2014年5月19日(14日目)

  • ケージ1F/2Fの仕切りをはずし、2F/3Fを仕切る。さっそく2Fに飛び上がって、ねこベッドでくつろぐ。
  • リビングの座いすやダイニングチェアーがお気に入りの場所に。
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  • PEN04368
  • PEN04377

2014年5月20日(15日目)

  • 平野町ペットクリニック受診。回復が順調なので、プレドニン2.5mgを1日2回から1回に減らす。
  • リビングでだいぶくつろげるようになる……落下前よりも、なぜか性格が落ち着く。大人になった?
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2014年5月21日(16日目)

  • カンナと追いかけっこを盛んにするようになる。小走りだったのか、より速く走れるようになり、スタートダッシュも効くようになる。カンナは迷惑そう。

2014年5月22日(17日目)

  • トイレの段差を少なくするために外していたトイレカバーを元に戻す
  • ほぼ走れるようになる

2014年5月23日(18日目)

  • それまでずり足だったのが、右足を持ち上げて床から浮かせて歩けるようになる(ただし動きはまだぎこちなく、どこかロボットっぽい感じ)

2014年5月24日(19日目)

  • 歩き方はだいぶ元に戻るが、歩くときに右足の爪を意識的にしまうことはまだできないので、犬のように、爪音を立てて歩く

2014年5月25日(20日目)

  • カンナを追いかけて普通に走る(飛び走り)

2014年5月26日(21日目)

  • けいくんがさわろうとして迫ってきても、ぎりぎりのところですばやく身をかわして逃げられるようになる(それまでは、だいぶ距離がある段階から、先回りして逃げていた)

2014年5月27日(22日目)

  • 右足の肉球の体温もほぼ元に戻る。爪の出し入れは、まだ随意ではない感じ。太ももから膝関節まではほぼ元に戻ったようだが、膝関節から下、特に足首から先の部分は、自分ではまだコントロールできていない=残り2割の部分。

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ふみ、5歳になりました

カンナと追いかけっこを始めたり、少しずつ元通りになりつつあるふみですが、5歳になりました。誕生日プレゼントは、やっぱり低反発クッションになりました。上にふみ用のピンクのバスタオルを被せてあるので、やや見苦しいですが。

 

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ふ:クッションにしてはなんだかナガシカクじゃないでしゅか?

父:う……

 

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ふ:本当にクッションだと父ちゃんはふみの目を見て言えましゅか?

父:じ……実は……低反発まくらです。近所の西友で2,046円税込で買いました……すまん。

 

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ふ:ふっ……父ちゃんのふみへの愛は、しょせんその程度なんでしゅね-_-

父:だってさ……ふみ、買っても使わないかもしんないじゃん。いちおう、直径55cmの低反発ロースツール(=クッションにもなる)も近所のニトリで2,592円で売ってたんだけどさ、もしふみが使ってくれなかったら置き場所に困るし、まくらだったら最悪父ちゃんが使ってもいいかなーと思ってさ……そのまくらは大きいんだよ、幅56cmもあるからニトリのロースツールより大きいよ。

 

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ふ:幅は35cmでしゅね(キリッ)

父:……はい、すいません。

 

……とかなんとかぶーたれていたふみですが、実はえらく気に入ったようで、ふみ部屋にいるときはたいていこの上に乗ってます。幅35cmに収まってちんまり座っていることもあれば、幅56cmをいっぱいに使ってへそ天でだらーんと伸びてころんころんしてたり。結果的には、よい誕生日プレゼントになりました。

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なんだこれ?

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ふ:なんだこれ?

 

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ふ:えい!

 

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ふ:えいえいっ!

 

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ふ:がぶっ。

 

Hさんからいただいたコナイアムのレメディです(実際には、ちゃんと保定して飲ませています)。一緒にいただいたメモによると、

  • コナイアム30C……後肢の脱力が顕著な場合→筋肉を強める。1週間に3回、4週間続ける
  • アンガス30C……下肢と足の神経に作用。1日1回、10日間続ける

この2種類を14日(水)から飲ませるようになってまもなく1週間になります。このほか病院で処方されているプレドニン2.5mg=1日2回を飲ませていますが、その甲斐あってか、今朝平野町ペットクリニックで診ていただいたところ、「かなり速いペースで回復してきている、脊髄軟化症になるおそれは(犬の症例から類推する限り)もうほとんどないでしょう」とのことでした。

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うとうとするふみ

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落下後体を横たえていた座いすが、どうやらことのほかお気に入りの場所になったようです。ご心配をおかけしましたが、6割方足の動きは戻ってきました。たぶん、もうだいじょうぶだと思います。

 

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こんなかっこもできますし。

 

 

今回のバタバタで、ふみすけの5歳の誕生日プレゼントを買い忘れていたことがさきほど判明しました。低反発クッションを買ってあげるかなあ...

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ふみの歩行 2014-05-09

落下後はじめて動画で撮影したときのようすです。これを書いている5月17日のようすとは全然違っていて、自分でもちょっとびっくりしてます(今はかなり良くなっています)。

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カンナ は 2017年2月7日に亡くなりました(享年11歳5ヶ月9日=人間なら61歳くらい/2005年8月29日生まれ)
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