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地域ねこの撮影

とらきちさんにくっついて、地域ねこの写真を撮りに行ってきました。

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右耳カットが地域ねこのしるし、だけど長崎市の趨勢は耳カットをやめてマイクロチップ埋め込みの方向へ、だそうです。耳カットに賛否両論あるとは思いますが、誰が見ても一目でわかることは大切なようにさるねこ父は思います。

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「なんだよ、見慣れない顔だな」

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のんびり、堂々と歩いています。「野良ねこ」じゃないね。

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3にゃんで大皿を取り分けて食べます。

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右側のドームは猫トイレ、のはず。

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ゴージャスなふわふわ三毛でした。

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帰り道、まだまだ夏の雲。


この地区で地域ねこ活動を中心的に進めてこられた方に、とらきちさんと一緒にお話しをうかがいました。印象的だったことばをいくつか。

「行政にこちらから注文や質問をどんどんしていって、行政を動かしていくことは必要。逆に、行政がなにかやってくれるのを待つようでは、いつまで経ってもことは始まらない」

「活動を軌道に乗せるまでには、どうしても時間・金銭・仕事面での『持ち出し』を覚悟しなければいけない。避妊去勢も、反対住民への説得も、全部行政がやってくれるはず・やって欲しい、という考えは甘い」

「『持ち出し』をして、目に見える成果が出てくれば、自然と協力してくれるひとも増えてくる。むしろ、目に見える成果──ごみ箱荒らしや糞尿被害が減るなど──が、まず何よりも必要」

「自治会は、いずれ役員が交代する。自分が交代したあとも引き継いでいけるように、システム・前例・慣例を作っていかないといけない」

──こんなところでしょうか。さるねこ父が意訳している部分もありますし、どこの街のどの自治会でもそれが通用するわけでもないと思いますが、少なくとも長崎周辺では耳を傾けるべき意見だと思います。誤解を恐れずに言えば、長崎の人たちは「理屈がこうだから、こうあるべきだ」という動き方はしないし、お上任せ・ひと任せの傾向も強い。その代わり、誰かががんばってやっているのをみて、「おっ、なかなかいいな」、と思うと、あまり抵抗なく、すっとそれに協力してくれる(意地を張って反対し続けたり、冷ややかに傍観者を決め込んだり、は、あんまりしない)側面もある。

 

そんな地域ねこ活動を長崎市周辺で進めている R&G 長崎の地域猫について考え行動する会を中心に毎月「ねこ会議」が出島交流会館4/5Fの「県民ボランティア活動支援センター」で開かれています(長崎市出島町2-11)。次回は、9月11日土曜日、14時から16時半までです。

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譲渡会(9/5中央公園・R&G)

『犬と猫と人間と』の上映会後もひっそりと活動中のオフィスさるねことしてのお仕事の都合もあって、譲渡会報告記事が遅れました。先月に引き続いて、たくさんの市民ボランティアの方々が手伝いに来てくださった、R&G 長崎の保健所の命を救う会主催譲渡会です。


通常のローテーションでは公会堂前公園ですが、おくんちの関係でしたっけ、この9月は中央公園での開催です。SLのある公園ですね。

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C57形です。さるねこ父は、自分で鉄オタだと思いますが、鉄道車両にはさっぱり興味がないので、写真も撮ってない。というか、今回はなんだかバタバタと忙しくて、いつもの半分くらいしか写真を撮っていません。参加いぬ・ねこにもだいぶモレがありますがご容赦を。

Life of Animal の mikan さん預かりのカンくん(キジ・4ヶ月)。撮影のために頼んで抱っこをしてもらいました。なかなかカメラ目線はもらえず、悪戦苦闘したなかから5枚ほど。

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右顔。

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左顔。

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真ん中顔。

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ナデナデ、ゴロゴロ。

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おとなしいフリをしていたけど、本当はこっちが素なんじゃないのかな? 急にカメラに近寄ろうとしてピンぼけに。

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おまけで、肉球。

地域猫活動もされているEさんのくっくくん(キジ・3ヶ月半)も、カンくんと同じで、先月に引き続いての参加。くっくくんは里親さまをゲットしました。おめでとう!

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決まって晴れ晴れ?

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なかなかいい表情です。任侠映画で若頭役が似合いそう。

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抱っこしているのは市民ボランティアの方です。

続いて、一般参加のグレーキジくん(2ヶ月半)と藤白くん(2ヶ月半)。どちらもまだ名なしです。

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藤白くんの方は、ややお茶目。

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グレーキジくんはハンサムです。でもどちらも「借りてきたねこ」状態で、あんまり動きがなく、アピール不足だったかな。

※普段はあきれるくらい動き回ってやんちゃな子が、譲渡会になるとぴたっと動かなくなって、ケージの奥に閉じこもったりトイレに閉じこもったりタオルに隠れたりして出てこなくなるケースが、ままあります。こればっかりはその子の性格なのでどうしようもない部分もあるのですが、一般参加される元親さまは、「ふだんその子が遊び慣れたおもちゃ」を持参されることをオススメします。特にいいのは、ねこじゃらし系で、里親希望者さんがそれを振って、それにじゃれてくれるとアピール度が高まりますね。

一般参加で、先月も参加していたチャシロくん(2ヶ月半)とシロクロくん(2ヶ月半)。超元気娘だったチャシロちゃんが先月のR&G譲渡会で先に決まって、再チャレンジでした。

IMGP25364 先月はこんな感じ。

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今月のチャシロくんは、しゃーしゃーと元気でした。相変わらずうしろでぼーっとしているシロクロくんは……

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大きなお耳がチャームポイントになっています。

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爪を立てて必死ですが、どうにか抱かさっているもよう。

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なかなか表情が豊かで、見ていて飽きません。

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こちらは籠城中。

けっこうな人数の方に抱っこされて、いいところまで行ったのですが、ご縁はつながらず。ここ1~2ヶ月くらいがまず勝負のヤマかもしれませんね。もう少しだけ人慣れすると決まりやすいと思います。この子たちは、庭に来ていた母ねこ(現在は避妊済み)が物置で産んだ子で、ケージのなかでお母さんといつも一緒にいるため、ここではかなりビビリちゃんになっています。

R&G浦川さんの店の前で保護されたのんちゃん(グレーキジ・5ヶ月?)はご縁がつながりました。おめでとう!

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たぶん抱っこされているのが里親さんになった方だと思います(違ってたらすいません)。

猫の会のさこさん預かりのあさがおくん(キジ・1ヶ月)とひまわりちゃん(グレーキジ・1ヶ月)。

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水色リボンはあさがおくん。

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オレンジリボンはひまわりちゃん。

猫の会のとらきちさん預かりのバジルくん(チャシロ・2ヶ月)、ミントちゃん(薄チャシロ・2ヶ月)、タイムくん(薄チャシロ・2ヶ月)。ミントちゃんとタイムくんの区別は難しいので、ミントちゃんがオレンジリボン、タイムくんが水色リボン。

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活発に動き回るので、なかなかラビットケージを開けられない。

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ようやく落ち着いたころには、起きているのはタイムくんだけに。

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ミントちゃんとバジルくんは、凍らせたペットの間ですやすやと。

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そして寝そびれたタイムくんも、ぼーっとする。

動物管理センターから Life of Animal さん経由で参加のちびたくん(チャシロ・3歳?)。

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大きいです。目見当で7kgぐらいかな、と思ったらその通りでした。

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去勢済み・ワクチン済みで、おとなしいので、たぶんかなり飼いやすい子だと思います。ちょっとダイエットはした方がいいかな……?

同じく Life of Animal 経由で参加のセンター収容犬・サリーちゃん(10歳?)。関心を持たれた方がいらっしゃったそうで、後日センターを訪れて再度確認、となったようです。

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目線をくれるので、写真は撮りやすい。

同じく Life of Animal 経由で参加のセンター収容犬・茶々丸くん(8ヶ月)。

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きちんとお座りしているけど、根はやんちゃ坊主かな?

猫の会のさこさんが仲介のボスくん(ダックス・8~10歳、フィラリア陽性)。6月の時はおしめをしていましたが、今回は取れました。

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なんか気になるらしい。まるでスヌーピーのような恰好で二足立ちしてました。

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おしめが取れたので、皮膚の状態もだいぶよくなってきているそうです。

R&G から参加のれもんちゃん(10歳?)。人慣れしていて、動きは活発です。

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同じく R&G から先月に引き続いて参加のピピちゃんと、その子どもたち=けんたくん・はなちゃん・ごん太くん・ゆうたくん。子どもたちは、どれがどの子かよくわかりません、すいません。

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子いぬたちは先を争うようにしてみんな決まりましたが、ピピちゃんは決まらず。そんなものかもしれないけれど、個人的にはわだかまりがあります。決まったことはめでたいと思うのですが、なんというか……問題の入口だけのぞいてみて、そのまま帰られちゃった、みたいな感じですかね。いやまあ、そんなに入口から奥が深いわけでもないのですが……。

そして、場外ですが、入口の脇に猫の会・Life of Animal のフリマスペースが展開されました。

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売り上げは、もうひとつ伸びがほしい感じだったようです。天気がいまひとつだったので、店じまいが早かったのもネックでした。


わたしが撮れた参加ねこ・いぬは以上です。ほかにも何匹か参加があったので、ほかの方のブログもどうぞご覧ください。

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長崎・佐世保の譲渡会等情報[019]

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ねこ会議(9/11・長崎県地域猫活動連絡協議会)

6月に参加して以来3ヶ月ぶりにねこ会議に参加してきました。会場は出島交流会館4階の第5会議室、参加者は9名、うち4名が、地域ねこに関わる相談・質問でいらした方でした。

相談は、主に多良見の方と中小島の方がされていて、多良見ではボランティア活動も低調だし、地域住民の理解も得にくいし、助成金の類も充実していないので、どうすれば……というお話でした。いろいろと意見やアドバイスも出ましたが、まずは「あまりねこ(地域ねこ)とはじめから限定せずに、地区の公民館活動・PTA活動などを利用して、動物愛護や命の授業にからめたボランティア仲間・イベント仲間を増やして、そこから地域ねこへ展開してみては?」ということに。ちょうど大村で9/19に『犬と猫と人間と』の自主上映会もあるので、それをまず観に行って、できればそれを地域の小学校で上映できないか、と動いてみるのもいいとわたしは思いました(学校上映会は、普通の自主上映会より割安で開催できます=詳しくはこちらの「学校上映キャンペーンについて」をご参照ください)。

長崎市内は、ボランティア団体も複数ありますし、動物管理センターもあるし、地域ねこのモデル事業もあるので、なんだかんだ言ってもだんだん下地は整いつつありますが、多良見=諫早市となると、とたんにそういったものがなくなって、ある意味孤立状態に置かれている、という印象を受けました。5年前に多良見は諫早市と合併したばかりで、そのことも孤立に拍車をかけているかもしれません。

が、ものは考えようで、長崎市内(市街地)よりはるかに地域の自治会活動は強固だし、自治体が小さい分小回りもきく──たとえば長与町は、別格かもしれないけれど、でもやっぱりあの規模だからいろいろできる部分はあると思います──から、そう悲観するものでもないですよ、というのがわたしを含めたその場の意見でした。

また、仕事場が爆心地公園に近い方は、平和公園のようなかたちで爆心地公園でも活動をすることができないか、ということで、平和公園地域猫の会から出席されていたボンコさんにいろいろ質問され、アドバイスを受けていました。うまく活動が横に広がっていくとよいと思います。

このほか、ダイヤランドでも地域ねこ活動が正式にスタートした、という報告がありました。


このほかの議題として、確認もしくは今後の検討事項とされたのは次の通りです。

1. 地域猫活動連絡協議会として行なう不妊手術の助成を、助成金の交付=贈与ではなく、貸付金の貸与という形にして、より有効に活用できないか
→助成金としてしまうと、さして大きい予算ではないために、あっという間に使い果たしてしまう。貸付金として、一度に大きな額の支払をするのが難しい年金暮らしのお年寄りや、時期的に一気にまとめて十~数十匹という規模で避妊去勢を行ないたい場合に、いったん貸し付けて(もちろん無利子で=「立て替えて」の方がイメージが近い)、徐々に分割返済してもらうことで、資金を循環させられないか
→ただし、回収が焦げ付いた場合に、やっかいなことは出てくるから、そこはどうするか考えて決めておかなくてはいけないだろう
 
2. 動物の遺棄を防止するために、行政(センターのほか、県・市の担当部署、さらにできれば警察)まで巻き込んだキャンペーン活動を行ない、同時に示威的なパトロール活動を重点地区に対して行なうことで、遺棄への抑止力を高めたい
→次回以降も継続して議論しつつ、関係機関への働きかけをすすめていく
 
3. 協議会の会則ないし規約を定めて、会の運営の公正化・透明化を図る
→今回は時間がなくなったので、次回以降継続して議論
 
4. 地域猫活動連絡協議会としてカレンダーを作成・販売し、不妊手術への助成金(もしくは貸付金)原資とする
長崎猫さんオフィスさるねこから写真を提供して、見開きB4カレンダーを制作し、ネットショップ及び譲渡会・地域猫活動等で販売してゆく(1部1,000円、間に合えば9/23動物愛護フェスタから販売開始)

こんなところです。参加された方、補足がありましたら、コメントよろしくお願いします。

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譲渡会(9/18諫早市高城公園・わんにゃん会-前編)

のんのこ諫早まつり」という祭りがあります。今年で第13回というあいさつをオープニングセレモニーで誰だかされていたので、1998年に始まったイベントということになります。祭りの紹介は後に回すとして、18日・19日と開かれたこのお祭りのファミリーイベントエリアの出し物として、長崎わんにゃん会さん主幹の「ワンニャン里親探し」が開かれました(ちらしPDFはこちら)。

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譲渡会場から500mほど離れたアエルいさはや前をスタートした「のんのこ街踊り」の踊り連が、高城公園内に設けられたステージに上がる道の途中かなにかになるらしく、祭り装束の大人や子どもがひっきりなしに立ち寄って忙しい譲渡会でした。


いつもケージのなかで立てこもっているはなちゃん(2歳・キジ)のいい写真を撮ろうと、Yukiさんに抱っこしてもらいました。

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しかしどうしてもカメラは嫌いのようで、

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はなちゃん:撮影は事務所を通してちょうだい。

取材拒否です。なおも撮っていると、

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怒られました。しかし、怒り顔もカワイイ、と思っていたら、

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怪訝な顔をされました。

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大きくて緑の瞳が特徴的なはなちゃんは、里親さん大募集中です。

続いてYukiさん預かりのチョコちゃん(3ヶ月半・クリームトラ)。7月末に感染症で左目を腫らしてしまい、インターフェロンと点眼薬・内服薬でどうにか落ち着きましたが、左目の視力はほとんどない状態です……が。

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ケージ内で大暴れしてトイレ砂を撒き散らかすチョコちゃんの後ろ姿

今回の譲渡会で一番元気だったのはチョコちゃんでした。

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開始早々大暴れしたあとの、小休止時間に撮りました。

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でも、すぐにケージのすきまから左手で……

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カメラパンチ!

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……。

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チョコちゃん:えっと、もう一回……

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チョコちゃん:どうしよっかなー……

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おひげがとっても長いチョコちゃんも、里親さん募集中です。

3ヶ月前の譲渡会では、この日のチョコちゃんと同じくらい大騒ぎしたみるくちゃん(6ヶ月・シロ)は、すっかり落ち着きました。

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みるくちゃん:そんな子どもじゃありません。

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みるくちゃん:となりのチビはうるさいです。

続いて一般参加さんのソックスくん(キジしろ・4ヶ月)。稲佐山公園に続いて、わんにゃん会譲渡会に参加です。

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稲佐山では好奇心旺盛でしたが、この日は小学生たちの抱っこぜめにあって、少々辟易という感じでした。

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同じ元親さんのレオくん(2ヶ月・白が多めの藤白)。ソックスくん同様、諌早で保護されました。抱っこされてもおとなしい、いい子です。顔立ちもすっきりしていて、早めに決まりそうですね。

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ちょっと目線がうつろですが……

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あごの後ろをくすぐってもらうと、気持ちいい。

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レオくん、おつかれさまでした。(子どもたちがさわる前には、必ずバイオウィルクリアで消毒してもらっています。)

ママン7さんが保護されたサスケくん(2ヶ月・ほぼシロ)。少しビビリちゃんですが、きれいな水色の目をしています。時期的に、キトンブルーは徐々に抜けかけてきているはずなので、この色かもう少し黄みがかったぐらいが、この子の本来の目の色かもしれません。

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全然上と違う子に見えますが、同じサスケくんのはず(1%くらい自信がない)。

はず、と書いたのは、この下のコウタロウくん(1ヶ月・クリームトラ)と顔(表情)が似てるからなんですが、コウタロウくんは首輪を付けていなかったはずだし、1ヶ月には見えないので、上のキャリーに入っているのはサスケくんだと思います。まりさん、違ってたら訂正してください。

あ、で、コウタロウくんです。基本的にキャリー参加でしたが、キャリー内を清掃するかなにかで、一時的に外に出したときの写真。

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このコウタロウくんの目の色は、典型的なキトンブルーですね。あと1ヶ月もすると、たぶん黄色~金色に変わるんじゃないかな。

コウタロウくんを目にしてしまうと、なんとも巨大に見えてしまうのが、Nさん預かりのふじくん(6ヶ月・チャシロ)。みんなから、「でかっ!!」と言われて、ナイーブな彼は傷ついたようです。

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ふじくん:ぼくはそんなにでかいですか……。

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ふじくん:まだ6ヶ月なのに……

──Nさんに、ごはんのおねだりしすぎてるからじゃない?

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ふじくん:ちょっとおねだりしてるだけですよ?

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ふじくん:ぼくがかっこいいせいですかね……

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……後ろにいるお母さんに訊いてみようか?

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(おまけ)お母さんにうさ耳帽子をかぶせられたふじくん

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(おまけ)お母さんにうさ耳帽子をかぶせられてあきらめるふじくん

ルルちゃん(5ヶ月半・シロクロ)とカコちゃん(5ヶ月半・キジしろ)は、基本すやすや寝てましたが……

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ルルちゃんは抱っこされるとなぜかびっくり顔。

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カコちゃんはじたばたとキャリーに入るのを抵抗。

先月は、抱っこがぜんぜん平気だったんだけどね。


以上、参加ねこ紹介の前編でした。参加いぬ紹介の後編に続きます。

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譲渡会(9/18諫早市高城公園・わんにゃん会-後編)

前編に続き、参加いぬ紹介の後編です。

まず悠ママンさん預かりのきらりちゃん(7歳)。顔を正面から撮ると、なぜかいつもピンぼけします。

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ママン7さん預かりの茶々ちゃん(5~6歳・シーズー)。大村の長崎県畜犬管理所からの引き出し犬です。

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ピンクの服がきらりちゃん、水色の服が茶々ちゃん。

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なでなでされても、特にいやがるでもなく、よろこぶでもなく、じっとおとなしくしていました。

一般参加で大村のボズさん預かりのハルくん(2歳・MIX)。

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モヘモヘの毛並みです。

「猫に興奮する」とボズさんのブログにはありますが、わたしが見ていた範囲では、そんなでもなかったような?

同じくボズさん預かりのエーちゃん(♂・5~6歳・イングリッシュ=コッカースパニエル)。「要求吠えあり」とありますが、確かにそんな感じで、わふわふ吠えては、ボズさんたちに叱られていました。

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なんだかばたばた忙しくて、撮影枚数に多い少ないありますが、たぶん全頭紹介できているはずです。そして、残念ながら、どの子にもご縁はありませんでした。ひとは来たけど、「譲渡会に」来たわけではない方が圧倒的多数だったため、しかたないですね。

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さにぃさんの手作りリードなどは、稲佐山公園に引き続いて販売されました。ネット販売も計画中です。


最後に、のんのこ祭りのスナップショットや印象を少しだけ。

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有名な諫早眼鏡橋の隣が舞台スペースになります。

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オープニングセレモニーで飛ばされた大量の風船。エコ風船だったりするのかどうかは知りませんが、最近では珍しいものを見ました。

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アエルいさはや前から出発する踊り連。練り歩くコースはいまいちよくわかっていませんが、最終的には、眼鏡橋となりのステージに到着します。

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眼鏡橋に上がって、舞台の裏側から会場を見ると、こんな感じ。

踊っているのは、のんのこ踊りのバリエーションの一つで、一番新しく1990年に創られた「まつりのんのこ」(YouTubeで節や踊りが実際に見られます)。のんのこ諫早まつり自体は1998年から始まりますが、これはそれ以前からあった「のんのこ祭り」と「秋祭り」を一つにまとめてできたものだそうです。「のんのこ祭り」がいつから行なわれているのかはまだ調べきれていませんが、1955年の「本踊り」という踊り形式とレコード化された節回しの誕生、1960年の「道行き」という歩きながらの踊り形式の成立、1984年の「新のんのこ」という単純化された踊り形式の成立を経て、1990年の「まつりのんのこ」の踊り形式成立+1998年の一本化された「のんのこ諫早まつり」の開催という経緯を考えると、高知のよさこいに代表されるような1950~60年代に地方都市で確立していく現代型の民謡+舞踊の一つと考えるのがよさそうです。(cf. のんのこ諫早まつり | 歴史

祭り・踊りを観ての感想ですが、正直なところ、観ていてそんなに楽しい踊りではないです。何度かにわたる踊りの単純化のプロセスを経た結果、ある意味、誰でも踊れるけれども、その分「奥行き」とか「深み」とか「極め」とか「ノリ」とか「タメ」といった、ことばにしにくい、でも明らかに上手い下手が表われる要素がほとんどなくなっていて、つまらない。

踊りや唄(音楽)の決めごとが極限まで減らされていて、踊り連の自由な工夫の余地の大きい「よさこい(よさこいソーランを含む)」は、踊り・振り付けに注目したり、衣装に注目したり、音楽に注目したりと、観客がそれぞれの見方を楽しめますが、「のんのこ」はそういう変化に乏しい。唯一自由な感じだったのは「衣装」で、キワモノ的にギャル浴衣でコスプレした男性による踊り連などが出てきて、観客の注目と笑いを誘っていましたが、「地元の○○さんが踊ってる」とかの要素がないと、ずっと観てられるものではなかったです。

あくまでも、18日土曜日午後のプログラムだけの話で、18日夜の「おはら節」や「おてもやん」と「のんのこ」の競演とかはおもしろいのかもしれません、というか、おもしろそうです。時間があれば、来年はゆっくり観てみようかと思います。

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ミニ譲渡会(9/19居留地まつり・R&G)

日曜日の朝、「今日、これから譲渡会です」という記事を読んで、「そんなの、ひとが集まるのか?」と思っていたら、ひょんな流れでとらきちさんとそれに行くことになってしまった。というわけで、ゲリラ譲渡会の報告です。

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居留地まつりは、毎年9月の連休あたりに、長崎市内の旧外国人居留地(東山手・南山手・大浦地区)で開かれるイベントで、2010年は15回目を迎えます。市のさるく観光課や地元自治会などが中心となって、たくさんのミニイベントを開催しますが、そのなかの「大浦居留地商店街大バザール」の一角(一番端の四海楼側)に譲渡会ブースは設置されていました。

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タープ1つに、R&Gさんの保護犬2匹だけが参加のこじんまりした譲渡会で、もっぱらパネルやパンフレットの展示が中心、といった趣です。

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ピピちゃんは、9/5の譲渡会で子いぬはみんな決まり、あとは自分の本当の里親さんを探すまでになりました。

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こちらは、複雑な事情でR&Gさんで保護することになったミニチュア・ダックスの花ちゃん。無駄に吠えたり、人を怖れたりする感じはありませんが、ずっと伏せをしたままで、下肢の運動機能になにか障害を抱えているようです。詳しい検査がまだだそうですので、なにかわかりましたら追記します。

2匹についてのお問い合わせは、R&G・浦川さん(TEL: 080-3221-1230)まで。


なんだかんだで会場に着いたのが終了30分前で、ほとんどの時間は、浦川さん・とらきちさん・ねこ会議さんと、長崎県地域猫活動連絡協議会で計画している地域猫カレンダーの話をしていました。詳しくはまた改めて記事にします。

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フリマ(9/19水辺の森公園・わんにゃん会)

14時すぎに居留地まつりの譲渡会は終わったので、そのまま電車通りを挟んで反対側歩いて5~6分のところにある水辺の森公園で開かれたザ・ながさきのガレージセールに向かいました。わんにゃん会さんがブースを出しています。

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正面の山は、先月わんにゃん会さんが譲渡会を開いた稲佐山です。

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中央の高いマンションは、旭大橋たもとのタワーシティ長崎……は、いいとして、一般参加の出店者は、上の写真のようなテントを張れる出店業者と異なり、下の写真のように日よけのテントなしでかんかん照りの中、10時から16時までの長丁場です。搬入は7時半からなので、お昼を境に前半組と後半組に分かれて店番をされていましたが、かなり体力的にはきつかったようです。なぜテントを張らせてもらえないのかは、なぞです。

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さにぃさんの手作りリード・Yukiさんの手作りレッスンバッグや、e-chi-coさんの手作りエコたわしなど。

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katerさんの手作りたまごパンもいただきました。ごちそうさまでした。


さにぃさんの手作りリードは、ネット販売用の写真を撮影するために、さるねこ父の方で預からせてもらっています。ブツ撮りの小道具類は特に持っていないので、なんか考えないとなあ……。

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長崎・佐世保の譲渡会等情報[020]

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長崎県央動物会議(仮称)立ち上げ

長崎県央動物会議(仮称)が立ち上がることとなりました。

■日時:2010年10月1日(金) 19:30~
■場所:長崎県県央保健所(諫早市栄田町26-49)
■参加を希望される方は、ボズさんのブログ「だって跳べるもん!~ほんの少のお手伝い。」右側にあるメールフォームよりご連絡ください。

詳しくはボズさんの記事をご覧ください。大事なところを引用しますと、

保健所とボランティアが一体となって、ペット、野良犬、野良猫を巡る諸問題を話し合おうという会議です。
ポイントは、保健所だけ、ボランティアだけ、獣医師会だけじゃなく、官民共に縦割りになりがちな状況をマイルドな形で横への連帯をはかって、みんなでちょっとだけでも良くなりませんか?という会議です。

ということです。10/1の立ち上げ会議には、残念ながらさるねこ父は長崎にいなくて参加できないのですが、非常に興味があります。

(その1だけ書いて続きの記事を書いていない)熊本市動物愛護センター所長の松崎さんの講演会では、領域横断的な「熊本市動物愛護推進協議会」を2002年に立ち上げたこと、そしてそれが定期的に会合を開いて意見交換を行なっていることが、今日の熊本市の動物愛護活動のありかたに大きく影響していることをお話しされていました。熊本市の場合は、行政の中心に非常に熱心な責任者(松崎さん)がいて、そのひとが周りを巻き込んで組織をつくっていったと言えます。

県央では、まず「長崎県動物愛護推進協議会県央支部会議」が行政からの声かけで立ち上がりました。そのこと自体は、県内あるいは全国で同様のプロセスが順次進行中ですので、特筆すべきことではないかもしれません。しかし、ボランティア委員のボズさんあにまる らいふさんが8/11の会議の様子をそれぞれ報告されていますが、それらに拠れば、ボランティアに負けず劣らず、行政の担当者の方々が非常に熱心に取り組もうとされていることが窺えます。

9/19の『犬と猫と人間と』の大村での自主上映会でも、行政関係者が多く来場されたそうですし、その自主上映会の案内自体が長崎県県央保健所のホームページに掲載されていましたから、県央地域はなかなかに意欲的です。

そして今回の県央動物会議の立ち上げに至るわけですが、うまく行政とボランティアがかみ合って動き出そうとしている点は、ちょっと熊本市の当時のようすを彷彿とさせるかもしれません。

10/1の会議が盛会となること、また、今後も定期的に開かれてネットワークが広がっていくことを期待します。さるねこ父も、次に予定が合えばぜひ参加してみたいと思っています。


長崎市内では、長崎県動物愛護推進協議会長崎支部会議が、8/26に開かれ、その様子をとらきちさん愛ぽんさんが報告されています。ただ、協議会の支部会議は、県央も長崎も、年に2回しか開催されないということですので、このまま特になにもせずに次の会議まで過ぎてしまうと、厳しいものがあるかもしれません。

これをある程度補うものが、毎月第2土曜にR&G長崎の地域猫について考え行動する会主催で開催され、長崎県地域猫活動連絡協議会へと発展しつつある(?)「ねこ会議」ということになるでしょうか。長崎県地域猫活動連絡協議会の方は、とりあえず現段階ではボランティアのみで構成されており、行政・獣医師会への声かけが始まる・始まろうとする段階です。うまく関連機関を巻き込んでいけるか、また行政がどれほど主体的に行動できるかが、長崎市(あるいはもっと広く長崎県)でこうした活動がうまくいくかどうかの鍵になると、さるねこ父は考えています。

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