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【動画】ふみ×カンナ

秋口から世界が広がったふみ。ふみが苦手なカンナは、あまり廊下のゲートには近寄ろうとしませんが(廊下のゲートで、リビングのカンナスペースとふみ部屋のふみスペースは仕切られています)、1日に2~3回ぐらい、ゲート越しに接近遭遇しては、ばしばしとパンチを繰り出し合っています。

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ゲートの真上にカメラをかまえています。

ああ、動画を撮ればいいんじゃん。ってことで、動画にしてみました。


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だいたいの雰囲気は伝わるでしょうか?

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長崎・佐世保の譲渡会等情報-026

 

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    テーマ : 里親探し
    ジャンル : ペット

    譲渡会(12/5公会堂前公園・R&G-ねこ編)

    昼前から夕方までのまったり運営になってから3回目、トータルでは46回目のR&G長崎の保健所の命を救う会さんの譲渡会が公会堂前公園で開催されました。

    午前中用事があったため14時過ぎに会場についてばたばたしていたら、全体を引きで撮るのを忘れてました。なので、終わってから撮った公会堂の写真と……
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    向かいの市民会館わきの銀杏並木です。
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    一般参加さんのちゃいくん(チャシロ・7ヶ月半)。兄弟姉妹のちぃちゃん(三毛)は、わたしが到着する前に里親さんが決まったそうです。2匹は、8月1日の湊公園でのR&G譲渡会にも参加していました。後編最初のちぃちゃいくんとちゃいちゃんですね。ちぃちゃいくんが、小さくなくなったので、ちゃいくんになりました。

    8月のときのちゃいくん(ちぃちゃいくん)
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    この日のちゃいくん
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    面影がありますね。顔は大人びて、ハンサムになりました。8月の時は、暑かったからダレてたかも。

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    きりっと男前のちゃいくんは「人なつこくて、おやつのニボシが大好き」だそうです。お問い合わせは、とりあえずオフィスさるねこまで。その先、主催者であるR&Gの浦川さんに確認してみます。

    同じく一般参加さんで5匹兄弟のさばくん(濃いめのキジしろ・2ヶ月)、かつおちゃん(白多めのキジしろ・2ヶ月)、あじくん(薄めのキジしろ・2ヶ月)、いわしくん(頭のてっぺんがキジもようのシロ・2ヶ月)、しろぎすくん(ほぼ全部シロ・2ヶ月)。

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    手描きのポップがめっちゃカワイイ。さばくんは「No.1 男らしい」、かつおちゃんは「No.1 甘えんぼう」、あじくんは「No.1 カワイイ」、いわしくんは「No.1 優しい」だそうです。しろぎすくんは、元親さんが手元に残しておかれるつもりだそうです。さて、実物は……

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    左がさばくん(濃いめのキジしろ)、右があじくん(薄めのキジしろ)

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    こちらかつおちゃん(白多めのキジしろ)は、ちょっと白トビしてしまったけど、笑っていて、いい表情。

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    キャリーの中で少し色味がヘンですが、手前がいわしくん(頭のてっぺんがキジもようのシロ)、奥で眠そうにしているのが元親さんが残される予定のしろぎすくん(ほぼシロ)。

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    奥で正面向きがあじくん、手前で横向いてるのがさばくん

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    左がさばくん、右があじくん

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    かつおちゃん

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    手前がいわしくん、奥がしろぎすくん。こうしてみると、しろぎすくんはオッドアイなような気がする。お父さんはオッドアイだそうです。

    元親さんは、それぞれの子の特徴や性格などをきっちり把握されて、かなり熱心に里親さん探しをされています(いや、もちろんどなたも熱心ですが、特に)。来月のR&Gを含め、いくつかの譲渡会に参加されるのではないかと思います。お問い合わせは、やはりとりあえずオフィスさるねこまで。

    個人で保護活動をされているぐりさんのところのぼたんちゃん(クロ・4ヶ月)と菊千代くん(チャシロ・4ヶ月)。9月21日に保健所に持ち込まれたところをレスキューです。3種混合ワクチン2回済み、FIV(猫エイズ)・FeLV(猫白血病)陰性です。

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    少し青カブリしていますが、菊千代くん。

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    けっこう日射しがあって影がくっきり出てますね。舌も出てます。

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    こちらはクロネコのぼたんちゃん。
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    びっくり顔に写ってますね。

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    胸元には少しだけ白い毛が混じります。

    11月7日の湊公園で撮った写真もあるので(まだぜんぶ記事を書き終えてない(汗))、アメブロの方に別記事で紹介しようかと思います。ぼたんちゃん・菊千代くんのお問い合わせは、ぐりさんまで(……あれ? お問い合わせフォームが見つからない。オフィスさるねこでも取り次ぎます)。

    魔貫光殺砲のきなこくん(チャシロ・3ヶ月半)は11月7日湊公園譲渡会に続いての参加です。

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    ──顔、丸くなってない?

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    気のせいだと思いましゅよ。

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    よしんばそうであっても……

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    かわいければいいのでしゅ。

    まるまるとかわいいきなこくんのお問い合わせも、とりあえずオフィスさるねこまでいただければ取り次ぎます。

    長崎 Life of Animal さんの保護ねこでキイチくん(キジしろ・2ヶ月半)。K-r02356
    ケージ越しなので、あんまりきれいに撮れませんでした。ごめんね。

    Life of Animal さん経由で参加した外ねこの子(キジ・1ヶ月半?)。5匹いた兄弟はほかはみんないなくなったそうです。どこかで生きていてくれればいいですけれども、現実は厳しいと思います。
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    怒ったような目をしているね。

    この2匹のお問い合わせは Life of Animal さんのお問い合わせフォームまで。


    以上、ねこ編でした。いぬ編へと続きます。

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    テーマ : 里親探し
    ジャンル : ペット

    譲渡会(12/5公会堂前公園・R&G-いぬ編)

    ねこ編に続いていぬ編です。

    R&G保護いぬのゴロウくん(キャバリアMIX・5歳)です。「他のオスいぬに対して攻撃的になることがありますので、いぬの扱いに慣れた方に里親さんになっていただきたいです」とのことです。

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    ハンサムですね。

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    でもって、活発です。やんちゃかな?

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    あー

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    うん

    ゴロウくんのお問い合わせはR&G長崎の保健所の命を救う会(TEL: 080-3221-1230)まで。

    Life of Animal さん保護いぬのコマチちゃん(15歳)は里親さんが決まりました。おめでとう! お届け記事がこちらにあります。新しい名前はユリアちゃんだそうです。

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    にっこりコマチちゃん

    同じくLife of Animal さん保護いぬのマロンくん(10歳)は、引き続き里親さん募集中です。

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    里親さんの登場を夢見中。

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    お待ちしておりますのだ。

    マロンくんのお問い合わせは Life of Animal お問い合わせフォームよりお願いします。

    Life of Animal さん経由で参加の長崎市動物管理センター収容犬は4匹。お声掛かりがあったのはサクくん(さくらの里1-20-35付近にて8/30収容、収容犬コードA10030)とタヌちゃん(9/14三川町1315-3付近にて収容、収容犬コードA10035)。ご縁がつながるといいね。

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    サクくん

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    タヌちゃん

    そして引き続き里親さん募集中なのが、ボギーくん(9/1飼い主より引取、引取犬コードC10012)とラブくん(10/21飼い主より引取、引取犬コードC10013)。

    こちらが大型犬のボギーくん。
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    カメラを向けると乗り出してきて……

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    こんな顔。

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    ちゃんと「待て」もできます。表情は、上と全然ちがう子に見えますね。不思議なボギーくん。

    で、こっちがラブくん。
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    ラブくんの写真はあんまりたくさん撮ってなかった。ごめん。

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    ボギーくん、ラブくんについては、直接長崎市動物管理センター(TEL: 095-844-2961/平日08:45~17:30)にお問い合わせください。


    この日は16時から撤収を開始、17時すぎにほぼ撤収を完了しました。

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    17時にもなると、もう暗いですね。そして寒い。譲渡会には厳しい季節がまたやってきました。

    そして、ちょっと特別な差し入れをいただいたので最後にご紹介。スタッフ・ボランティアでいただきました。お心遣いありがとうございました。

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    長崎市内での譲渡会は、年内はあと2回。18日(土)13~16時に五島町公園(長崎わんにゃん会さん主催)19日(日)13~17時に湊公園(長崎猫の会.さん+長崎 Life of Animal さん共催)です。年末の気忙しい時期ではありますが、保護ねこ・保護いぬたちが新しい年を新しい家族と過ごせるように、足をお運びいただけるとうれしいです。

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    テーマ : 里親探し
    ジャンル : ペット

    ふみがワクチン打ちました ~ねこの病気とワクチン~

    このところ忙しくしていて、記事にするのが1週間以上も遅れてしまいましたが、先週の火曜日(12/7)に、ふみは3種混合ワクチンを打ちました。猫用ビルバゲンというやつで、猫カリシウィルス感染症、猫ウィルス性鼻気管炎、猫汎白血球減少症の予防ワクチンです。5,250円なり。

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    ふ:ちくんとされました。

    猫カリシウィルス(FCV)感染症は、症状としては猫風邪の一種になります。発熱やくしゃみ、鼻水、よだれなどが初期症状で、重くなると口内炎や肺炎につながります。感染力は比較的強く、風邪引きねこの鼻水やよだれに直接触れて感染するほか、くしゃみでの空気感染、あるいは人間が媒介者となって感染させることもあります。人間が外で風邪引き猫に出会ってくしゃみが体や服につき、そのまま室内飼いのねこにさわることでもうつる、ということになりますね。

    猫ウィルス性鼻気管炎(FVR)も、症状としては猫風邪の一種で、ヘルペスウィルスによる鼻水、くしゃみ、咳、発熱などが主症状のほか、目やにを伴う角膜炎や結膜炎など目の炎症を併発することもあります。また、重くなると肺炎を起こします。やはり鼻水やよだれ、くしゃみで感染するため、注意が必要です。

    どちらの猫風邪も、もちろん肺炎などが重篤化すれば死に至ることもありますが、十分な栄養と体力を持つ室内飼いの成猫であれば、そこまで怖ろしい病気ではありません。人間でも、風邪をこじらせて肺炎や脳炎を併発すれば死ぬこともあり得ますが、普通は数日~1週間も養生すれば徐々に回復するのに似ています。

    一方、猫汎白血球減少症(FPL、猫パルボ)はこの2つとは異なり、劇症化するケースが高い「怖ろしい病気」になります。パルボウィルス自体が消化器系を冒すため、嘔吐や下痢による脱水症状をおこすほか、白血球の急激な減少をもたらすために、他の細菌やウィルスに対する抵抗力・免疫力も失って、合併症をおこします。子ねこであれば24時間以内に命を落とすことも稀ではありません。感染経路としては、感染猫から排出された糞便・尿・鼻水・嘔吐物に含まれるパルボウィルスの経口感染になりますが、ウィルスの生命力が非常に強い(自然界で1年以上も生存可能)ことから、ウィルスを含む土を踏んだ靴から屋内に入り、人間の手足や衣服を経由して飼いねこにうつるケースも少なくありません。

    この猫パルボウィルスについては、以前にも記事にしたように、殺菌力の強い消毒薬で外から帰るたびに衣服や靴・手指を消毒するなどの対策を怠らないようにするとともに、定期的なワクチン接種を飼いねこに施すことで防ぐほかはありません。


    今回ふみが打ったのは、この3種混合ワクチンになりますが、このほかねこの予防ワクチンとしては4種、5種、7種があります。

    4種混合は、上の3つに加えて、猫白血病ウィルス感染症を予防します。猫白血病ウィルス(FeLV)感染症は、感染猫の唾液に含まれるウィルスを、毛づくろいや喧嘩による咬み傷などによって体内に取り込んでしまうことで起こる病気で、貧血症状などを起こすほか、白血球減少による免疫力の低下によりさまざまな病気にかかりやすくなります。いわゆる「ねこのウィルスの血液検査」で判定される2つのウィルス=FeLV(猫白血病ウィルス)&FIV(猫免疫不全ウィルス、いわゆる猫エイズウィルス)のうちのひとつですね。FeLV・FIVについては、もうちょっとあとでまた述べることにします。

    5種混合は、上の4つに加えて、人畜共通感染症(要は、ひとにもねこにもうつる病気)であるクラミジア感染症を予防します。症状は、黄緑色の目やにを伴う結膜炎のほか、涙目・くしゃみ・鼻水・せきなどで、猫カリシや猫鼻気管炎の「猫風邪」と同じような症状と言えます。ひとにうつることは稀ですが、うつった場合は似たような結膜炎症状を示すということです。

    7種混合は、上の5つに加えて、対応する猫カリシウィルスの種類が2つ増えます。

    つい先日、長崎猫の会.とらきちさんもワクチンのことを記事にされていますが、4種と5種のあいだで、ねこにかける体力的な負担に大きな差があるようです(とらきちさんのほか、Yahoo! 知恵袋にもこんな質問&回答があったりします)。クリーンな環境で暮らす完全室内飼いのねこであれば3種でほぼ十分だろう、と、かかりつけの平野町ペットクリニックの先生もおっしゃっていましたし、よんどころない事情で外飼い・内外飼いを余儀なくされている場合でも、4種混合が必要十分、といったところなのかもしれません(……もちろん、かかりつけの獣医師さんによっては、異なる判断をされることもありえますし、さるねこ父的にこの記事でなにかを保証したり責任を負えるわけではありませんので、念のため)。


    それから、FeLV(猫白血病ウィルス)とFIV(猫エイズウィルス)についてです。ペットショップで買ってくるのではない、お外にいたりして感染症についてクリーンかどうかが定かではないねこ(あるいはそうした母ねこが産んだ子ねこ)を新しく飼い始めるにあたっては、ウィルス感染していないかどうかの血液検査(ウィルス検査)を受けることを強くお薦めします。

    保健所・センターに持ち込まれたねこを引き出して保護し、里親さんさがしをされるボランティア団体の方々は、保護ねこの体力が確保でき次第、ほぼ間違いなくこのウィルス検査をされます(たとえば長崎猫の会.さん長崎わんにゃん会さん長崎 Life of Animal さんの記事をご覧ください)。それは、この2つのウィルスの一方または両方を持っている(陽性である)ねこは、いつそのウィルスが顕在化して猫白血病なり猫エイズなりを発症するかわからず、発症した場合は免疫力が低下して最悪の場合短期間で命を落とすことがわかっているからです。また、FeLV(猫白血病ウィルス)は上に述べたように唾液感染するほか、FIV(猫エイズウィルス)は交尾や喧嘩をきっかけとした唾液・血液などの体液によって感染するため、複数頭飼育の場合には原則隔離する必要があることも理由に挙げられます。逆に、発症前にインターフェロンの投与やできるだけストレスを与えないなどの適切なケアを行なえば、発症をできるだけ遅らせることも可能だからでもあります。

    ウィルス検査は、FeLVについては抗原検査(つまり、そのウィルスそのものが血液中に含まれているかどうかの検査)、FIVについて抗体検査(つまり、そのウィルスに対して抵抗するための物質が含まれているかどうかの検査)になります。FeLVの場合は、感染初期などウィルスが血液中に一定量含まれない段階では判断がつかない場合があり、FIVの場合は、子ねこが母ねこのおなかの中にいるときに母ねこから抗体をもらう(「移行抗体」といいます)ことによって、ウィルスはもらっていないのに偽の陽性反応を示すこともあります。そのほかにも、血液の検査だけではなんとも判断がつかない場合があるため、本当に確実にFeLV・FIVの感染の有無を調べるためには、一定の期間をおいた複数回のウィルス検査(血液検査)を行なうか、別に「遺伝子検査」によってウィルス遺伝子DNAの定量検査を行なう必要があります。

    保護活動をされている方は、何度経験してもこのウィルス検査の結果を聞くまでのドキドキ(血液検査の場合、だいたい15~30分は待つ必要があります)には慣れない、とよくおっしゃいます。そして、+反応(陽性反応)が出たときのショックも決して慣れることはない、とも。うちのカンナもFIVキャリアで、2度目のウィルス検査で移行抗体ではなくキャリアであることが確定したときの脱力感はよく覚えています。

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    カ:でも、ぼくは元気ですが。

    ──そだね。キャリアであるからといってすぐに、余命がいくばくもない、ってことではありません。発症するまでにはある程度時間がかかります。病気をさせず、ストレスもかけないで過ごさせることで、その時間はその子の寿命より長くなること=つまり、発症しないまま天寿を全うすることだってあります。発症したとしても、病気の進行をできるだけ遅らせる手立てがないわけではない。

     

    と、自分にも言い聞かせつつ、この記事はいったん締めくくろうと思います。ちょびっと硬くて重たい記事なので、最後はふみとカンナのおちゃらけた写真など、お口直しにどうぞ。

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    ふ:あ~、気持ちいいでしゅねー。

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    ふ:……なんでしゅか、父ちゃん。

     

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    カ:ストーブがついていると鼻が乾くのだ。

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    カ:え、撮ってたの?

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    会議報告(12/11ねこ会議)

    12/11に、いつものように出島交流会館4Fの5番会議室で開催されたねこ会議に参加してきました。主な内容としては、

    1. 長崎南部の某地区(※)で進められている地域猫化活動の進展具合について……2010年9月に長崎市による不妊手術助成認可が下りた。自治会長さんが少し慎重な態度をとっていらっしゃることから、まだしばらくは大々的に活動していることを地区内外にアピールすることは避ける、とのこと。また、月1回第一金曜日に、地区の「ねこ会議」を開き、南部の周辺地区で地域猫に関心のある方も参加できるようにしはじめた。
      長崎県地域猫活動連絡協議会として、どの段階で、どの程度まで地区名をオープンにしてよいか検討中のため、かりにこういう表記を取ります。長崎市の認可は下りているわけですから公開としてもよいのかもしれませんが、TNRが完了し、隣接自治会からも地域猫活動への理解が得られる段階までは、具体的な地区名は伏せておくという方向で、協議会内では話が進んでいます。
    2. 長崎北部の某地区で地域猫化活動を進められていた方が、地区自治会長さんとともに出席……地区自治会として、地域猫化を進めることについて概ね賛同が得られたため、次の段階として、不妊手術助成金の獲得について、R&G長崎の地域猫について考え行動する会さんとのあいだで話し合いを行なった。ターゲットとなるねこは、現時点でわかっている範囲でメス8匹・オス3~4匹。
    3. 長崎南部の某地区で、飼いねこの避妊手術費用について相談→こちらを参照
    4. 長崎市安全安心まちづくり推進協議会の委員をされている方がオブザーバ参加……地域安全まちづくり活動と地域猫活動を連携させることで、地域猫活動の幅を広げられるのでは? というコメントをいただきました
    5. 長崎大学環境科学部の学生の方がオブザーバ参加……長崎市の地域猫活動についての調査を行なっているとのことです
    6. 長崎県地域猫活動連絡協議会への入会申込の受付を開始(正会員および特別会員)……入会申込書はこちらからダウンロードできます
    7. 協議会会報創刊準備号を作成・配布、創刊号の記事・資料集めに関する協力依頼……PDF版をこちらから閲覧できます

    といったところでしょうか。例によって、会議室内でいろいろな話題が同時進行していたため、さるねこ父の見聞きした範囲での報告ということになります。正式な議事録は、近日中に協議会ブログに掲載の予定です。

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    昭和なはりがみ

    長崎市内に城栄商店街という商店街があります。2車線の道路を挟むように、300~400メートルほどまっすぐ伸びる、こじんまりとした商店街です。ホームページビルダーというソフトで作ったことがすぐわかる、ほのぼのした感じのホームページもあります。

    先週、用事があってこの商店街に出向くことがあったのですが、そこでこんな昭和な感じのはりがみを見つけました。

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    そういえば、子どものころ(ざっと1/3世紀ほど前?)は、クリスマスケーキって配達されてた記憶があります。住んでいたのは長崎ではなくて、大阪の北部にあるベッドタウンですけどね。小学生のころは、田んぼの脇でザリガニを釣って遊んだり、河川敷のスカンポをかじっておやつにしたりできるレベルの開け具合です。ダイエーなどのスーパーマーケットができ始めて、駅前の商店街が徐々に活気を失い始めていた、そんな感じのまちで、本好きのかわいげのない男の子として暮らしていました。と、そんなことはどうでもよくて。

    洋菓子店といえば、タカラブネパルナスという関西ローカルのチェーン店も駅前なんかにありましたが、商店街で自家製洋・和菓子を売る洋菓子店(洋菓子店で、本当に洋菓子だけ売っているケースは少なかった気がします)は、そうしたチェーン店に対抗するべく、「お客さまにお持ち帰りいただくのではなく、こちらからお届けします」というサービスをやってました。

    今にして思えば、こんな感じのはりがみを出して、その日だけの臨時バイトを雇って配達していたんでしょうね。

    当時の商店街へのおつかいのことや、おやつの買い食いなど、いろいろつながってプチ・フラッシュバックを起こしてくれたはりがみでした。

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    「ねこ会議」と「長崎県地域猫活動連絡協議会」(1)

    12/11にいつものように出島交流会館4F-5番会議室で開催されたねこ会議-長崎県地域猫活動連絡協議会に参加してきました。その会議報告は別記事にしましたが、この日はさるねこ父は、協議会の運営委員であるオフィスさるねこという立場でも参加したことになります……などと書いても、実情をご存知でない方にはちんぷんかんぷんだと思いますので、以下、現在「ねこ会議」と「長崎県地域猫活動連絡協議会」がどういう状況になっているのか、説明記事を書こうと思います。

    なお、この説明は、わたし個人の理解に基づくものですので、一部に誤りがあったり(特に過去の経緯などについて)、今後方針が変更されたりする可能性は十二分にあります。ご注意下さい。


    まず「ねこ会議」ですが、これが始まったのは2008年5月のことです。個人や数人のグループで人知れず「地域猫活動」をするのではなく、大々的に行政やマスコミにも働きかけて「地域猫」の知名度を上げ、それに取り組んでくれる自治会・地区をたくさん集めて、長崎の野良猫をなくす、という遠大なプランのもとに始まったようです。当初考えられていたプランは、第1回ねこ会議の議事録から知ることができます。

    そして、このプランの実現のために立ち上げられたのが「R&G長崎の地域猫について考え行動する会」さんです。毎月のねこ会議を主催されるほか、行政などへの働きかけや、自治会や市民へ向けたパンフレット配布・説明会などを行なってこられました。

    さて、プランは遠大ですが、その第一歩としてモデル地区を選び、TNR(Trap 捕獲+Neuter 不妊手術+Release リリース)に始まる地域猫化を進めて、一定の成果を目に見える形にしてみせよう、としたところでしばらく足踏みが続きます。なかなかモデル地区となることを引き受けてくれそうな自治会・地区が見つかりませんでした。ねこ会議がはじまって半年ほど経ったところで、長与町内のある地区(かりに「長与A地区」とします)での地域猫化を進めていく目途が立ち、2008年12月から長与A地区において、行政・自治会公認の初めての地域猫活動がスタートした、ということになります(このスタートアップのときの経緯などについては、追々インタビューなどを行なって長崎県地域猫活動連絡協議会のホームページに掲載していくつもりです)

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    長与町A地区のねこ

    一方、R&Gが2008年後半から行ない始めた広報活動の結果、「地域猫活動」というものに関心を持たれた方が、相談や質問のために毎月のねこ会議に徐々にいらっしゃるようになります。このため、ねこ会議は、(a) 広報・普及のためのプロジェクトの準備作業と、(b) 新規の方への相談窓口という2つの異なる内容を同時進行的に行なわなければならなくなりました。R&Gのマンパワーが当時乏しかったために(今の協議会もそうなのですが)、(b) の相談窓口としての機能は十分果たせない状態がしばらく続いていたようです。このため、一度相談にいらっしゃった方の期待に応えられず、その後お見えにならなくなるようなケースも少なからずありました(協議会として、これからそうした方への何らかのフォローができないか、いまは考えているところです)

    それでも、長与A地区に続いて、いくつかの地域猫化プロジェクトが長崎市およびその周辺市町で立ち上がり始め、2009年12月には長崎市内において初めて行政・自治会公認の地域猫活動が平和公園で始まります(平和公園地域猫の会)。

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    平和公園のねこ

    これら複数の地区で進められている地域猫化プロジェクトは、ある地区では公的な助成金によって全頭のTNR(捕獲+不妊手術+リリース)が完了し、またある地区では自治会長を含めた説得作業が完了し、また別の地区ではこれから自治会への働きかけが始まる、さらに別の地区ではとりあえず地域猫化をしようと決意したひとがいる、といった具合に、まちまちな進行状況になってきます。こうしてねこ会議は、ご新規さんから活動の最先端の地区の方までが入り乱れ、さらに活動をサポートする既存のボランティア団体間の情報・意見交換も行なわれる、きわめてカオスな状況の出来を招くこととなりました。

    わたしが2010年3月に初めてねこ会議に参加したときがちょうどそんな状況で、さして広くはない会議室のなかで、てんでんばらばらに会話が交されているのをみて、「こんなんで大丈夫?」と思った記憶があります。

    そしてちょうどこの時期から「長崎県地域猫活動連絡協議会」なるものを立ち上げようという動きも始まります(こちらの記事を参照)。地域猫化プロジェクトを進めている地区・グループに加えて、行政や獣医師会、動物ボランティア団体を集めて横のつながりを作り、地域猫活動をさらに普及・促進しようという目的が掲げられました。あちこちの地区・団体に声をかけて協議会立ち上げ準備会が開かれたのが2010年4月10日のねこ会議で、次の5月15日の臨時ねこ会議で設立趣意書案が審議ののち決定され、この日が長崎県地域猫活動連絡協議会の設立日ということになりました。このあたりの細かい点については、以前こちらの記事にまとめています。

    さしあたり協議会の役目は、(i) 横のつながりを作る、(ii) 各地区の地域猫化を進めるための助成金の資金を稼ぐ、(iii) 普及・啓蒙のための活動(イベント開催など)を企画・実行する、ということになりました。そして、これらの役目を果たしていくための打ち合わせの場は、やはり「ねこ会議」を利用することになったのです。「それでいいんじゃないですか?」と5月15日の会議で言い出したのはほかならぬこのわたしだったのですが、今にして振り返ってみると、カオス状況にさらに輪をかけることになってしまうわけで、まずかったなと思います。反省。で、その反省から、オフィスさるねこは協議会の運営にけっこう深く関わっていくことになります。いわば罪滅ぼしですね。


    不妊手術助成金を稼ぐという(ii) の役目は、2010年10月から販売を開始した「長崎の地域猫 2011」カレンダーの収益を充てることとなりました。ただいまこちらでネット販売を行なっております(見開きB4サイズ、1ヶ月めくり、税込1部1,000円)。みなさまに買っていただけるとさいわいです。オフィスさるねこは、版下作成と、ちょこっとだけ写真撮影を分担しました。

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    まだまだ不妊手術の助成金を捻出するにはほど遠い売り上げのようです(涙)。右や左の旦那さま、奥方さま、坊ちゃん、嬢ちゃん、ご隠居、若衆……どうかポチッとよろしくお願いいたします。

    また、(iii)のイベント開催などによる啓蒙・普及事業は、年が明けてからいくつか企画されているようです。

    そして、もっとも重要で、しかし協議会立ち上げ後もずっと手つかずだった (i)、つまり「横のつながりを作る」という役目は、協議会のニューズレター(会報)を作って、そこでいろいろな情報をやりとりしながら徐々につながりを深めていこうか、と考えています。12月11日のねこ会議で創刊準備号を配布し、年明けの1月か2月に、創刊号を発刊するべく現在準備中です。


    このように、協議会は、ねこ会議から派生したものの、なんとなくそれと即かず離れずのあいまいな関係・役割のまま、設立から半年が経過しました。さすがに組織としてのありかたや、ねこ会議との役割分担、そして何よりも会則を決めなければ、ということで、10月30日に非公式に協議会運営委員会なるものを開催し、組織構成とそれに基づいた会則案、具体的な活動内容についての方針案を決めました。11月13日に開催されたねこ会議でそれらの原案が承認され、現在に至ります。

     

    具体的に、どのような役割分担で今後地域猫活動にのぞむのかについては、その2に続きます。

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    長崎・佐世保の譲渡会等情報-027

    下記の主催者さんについては情報が入り次第追記いたします。
    長崎県央保健所サポーターズさん
    長崎はっぴーあにまるさん
    Animal Rescue 佐世保さん
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    テーマ : 里親探し
    ジャンル : ペット

    猫じゃらし産業の猫じゃらし(リボンつき)

    猫じゃらし産業」というそのまんまなネーミングの会社があるのは、ねこ飼いの中にはご存知の方もいらっしゃると思います。猫じゃらしを作り続けて28年、一本一本手作りで Made in Japan の猫じゃらしを作り続けている会社です。リアルファーを使っている猫じゃらしも多いですが、ここのはポリエステル(たぶん)なのも好印象です。で、そこのリボンつきのこの商品を買ってみました。

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    ある程度強く振ると、リボン部分がぱたぱたと鳥の羽音のように聞こえます。こんな感じ。


    FreeVideoCoding.com

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    ケージで寝ていたカンナにぱたぱたさせると、この通り、身を乗り出してきました。落っこちるよ?

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    立ち上がって、ちょいちょいと。いつも沈着冷静なカンナにしては珍しい。

    ふみの方は、最初っから大騒ぎしました。振りながら撮ってるので、映像がかなり揺れます。酔ったらごめんなさい。


    FreeVideoCoding.com

    連続写真でもどうぞ。わたしが振っている左手の上から、ぎゅっとつかんでいるふみの右手がカワイイ。

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    鼻ぺろ。

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    こんな顔のあとは……

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    こんな顔。このブログの右カラムの一番上「いくつになったの?」によると、「人間なら20歳くらい」のふみでした。ちゃんとした顔の写真はこちらへどうぞ

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    いくつになったの?
    15枚の写真からランダムに表示します
    カンナ は 2017年2月7日に亡くなりました(享年11歳5ヶ月9日=人間なら61歳くらい/2005年8月29日生まれ)
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