
ココちゃん、うちに来ました
コクシジウムが落ちるまで平野町ペットクリニックで預かっていただいていたココちゃん、今日うちにやってきました。
まだうちに慣れていないので、少し暗い別の部屋で休ませています。でも、明日は譲渡会(長崎市湊公園で11時~15時ごろ)です。初参加だけど、どうなるかしら……
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コクシジウムが落ちるまで平野町ペットクリニックで預かっていただいていたココちゃん、今日うちにやってきました。
まだうちに慣れていないので、少し暗い別の部屋で休ませています。でも、明日は譲渡会(長崎市湊公園で11時~15時ごろ)です。初参加だけど、どうなるかしら……
さきほど無事に、うんちとおしっこできました。これで一安心、おうちの子になりましたよ。
今日の里親譲渡会は、雨のため、2時間繰り下げて、12時設営開始・13時譲渡会開始となりました。今からココちゃんに、譲渡会の心得を伝授します。
コ:心得でしゅか?
うん、譲渡会ではね、できるだけアピールすることが大事だよ。ココちゃんのかわいいところを、存分に知らせてあげてね。
聞いてる……? まあ、いいか。
昨日の譲渡会が終わったあと、近所のホームセンターに、ココちゃんのある程度ちゃんとしたケージと、爪切りと買いに行きました。
念のため、カンナやふみとは別の爪切りを使います。深爪すると出血して、そこからFIVが感染する可能性がありますので、うちにはカンナ用(=FIVキャリア)・ふみ用(=非キャリア)・ココ用(=キャリア)の3本の爪切りがあります。
子ねこの爪は、小さい分、釣り針のように尖っていて刺さると痛いですから、パチンパチンと初めての爪切りをしました。もちろんのこと、「しょの赤いの、なんですかー!」と大騒ぎでした。両手で10本・両足で8本、計18本の爪を切るのに、タオルでくるんだり、歌をうたったり(抱っこしながら歌をうたうと、ねこは固まる気がします──「コレハヤバイヒトダ」と思うのか?)、妻と2人がかりで5分はかかりました。
ココちゃんのごはんは、ベッツプラン・ベビーケアです。1日50g弱を2回に分けてあげていますが、あっという間に完食です。ココちゃんがどのくらいごはんを心待ちにしているかというと……
ください。
両手で、ください。
両手とお顔で、ください。(なぜ1ヶ所のすきまに?)
1ヶ所のすきまに集中しない方がよいことに気づいたようです。
くださいってば~!
うまうま。
まだ光量調整がうまくいっていないので、見にくい写真ですが、このへんで。
11/13は「まちあるき双六大会」というイベントが長崎でありました。
まちあるき双六大会とは……長崎のまちを大きな絵双六にたとえて、参加者自身が双六の駒となり、サイコロをふりながら出た目の数だけ、その歴史の舞台となったポイントをめぐります。楽しい仕掛け満載で長崎のまちが大好きになるイベントです。
参加対象……子どもから大人までの家族・グループ(1チーム2人~5人)
(開催ちらしより)
という感じで、親子連れを中心としたウォークラリーイベントのような感じなのですが、今年は参加者が300グループ1,100人だったそうで、会場となった湊公園はけっこうな人の数になっていました。
次から次へ、ほぼ一斉にスタートしていきます。
けっこういろんな賞品がもらえるみたいです。「やすらぎ伊王島一泊二食付きペア宿泊券」なんてのもありました。すごい。
ものの15分で会場はからっぽになりました。
このイベントを主催されている「ながさき双六の会」さんと、7/10のボランティア体験事業説明会でご一緒した縁で、会場の隅っこでミニ譲渡会を開かせてもらえることになりました。
参加いぬねこは、いぬが1匹(R&Gのマーブルくん=ビーグル)、ねこが8匹(動物管理センターよりクロネコ子ねこ1匹、M町地域ねこ活動現場の2匹、一般参加の方の5匹)でした。
マーブルくんは、めっさ元気でした。島原で保護された迷い犬で、おそらく猟犬だったと思われ、けっこうハンティング行動が活発です。賢いです。お問い合わせはR&G長崎の保健所の命を救う会さんまで。
長崎市動物管理センターで里親さんを探しているクロネコちゃん(1ヶ月半くらい?)。お問い合わせは長崎市動物管理センターまで。
M町の地域ねこ現場からはマロくん(アメショ風MIX・6ヶ月)とツーくん(シロクロ・6ヶ月)。前の晩から平野町ペットクリニックでお泊まりがてら健康チェックを受けました。どちらもFIV・FeLV陰性、1回目ワクチン(3種)接種済みです。
それから一般参加の5匹は、1匹(キジしろくん)が少し興奮気味だったので別の場所によけ、残りの4匹(鼻マスクのチャシロくん、しっぽと頭だけキジのしろブチくん、ハチワレチャシロくん、キジトラちゃん)を2つのバリケンに入れました。
鼻マスクのチャシロくんと、しっぽと頭だけキジのしろブチくん
ハチワレチャシロくんとキジトラちゃん
ハチワレチャシロくんは、こんなお顔です。
よけられていたキジしろくんは、ずーっと舌がちろっと出てました。
イベント併設なので、譲渡まではつながらないだろうなあとは思っていたのですが、時間を設けていただいて譲渡会活動のPRをさせていただいたり、どいかやさんのフリーペーパー「ペットショップにいくまえに」をゴール後の全参加グループに手渡していただいたり、「飼えないからって、捨てないで」ちらしを配ったりと、「知ってもらう」ためのPR活動を行なったという点では、意義があったかなと思っています。
土曜日に平野町ペットクリニックに診ていただいて「カビ(白癬菌)ですね」ということになったココちゃん(涙)。もともと、体のところどころに毛の薄い部分がありました。
11/7=月曜日撮影(額のハチワレの少し上や、右眉あたりが、毛が薄い)
頭やつま先・かかとなどにこんな感じの薄毛があって、平野町の先生とも気にはしていましたが、入院中は大きく広がることはなく、おそらく以前になにかの原因で禿げたのがまだ十分生えそろっていないだけで、このまま広がらなければ戻るでしょう、ということだったのですが……
金曜日の夜に帰ってきてみると、ココちゃんのおでこに異変が。
11/12=土曜日撮影(額から右眉にかけて弓状にすっかり毛が抜けている=黄色矢印。右手つま先にも円形のはげ=青色矢印)
金曜日の朝方にさるねこ母が出かけるときには特に気づかなかった、ということで、一気にハゲが進んだかたちになります。実際、金曜日の夜に気づいて、翌土曜日の朝に平野町に連れていく間に、手足の関節やつまさきあたりに円形のはげが、あれよあれよと広がっていきました。
ここまではっきり症状が現れれば、素人でもそれと疑えるレベルです(もちろん、確定診断は必ず病院で行なっていただいて下さい……皮膚病の見分けは、実際には非常に厄介で、生兵法はかえって症状を悪化させますからご注意を)。
平野町でも一目見るなり「あ、カビですね」。でも、どうして急に広がったんだろうというのがはっきりしないのですが、可能性としては、生まれて2ヶ月以上経ち、母ねこからもらったさまざまな免疫力の効き目が切れて、一時的に体の抵抗力が落ちたからかなあ……ということでした。粉薬の抗生物質を2週間分(1日2回)処方していただいて、ウェットフードにまぜて飲ませています。土曜日に薬を飲み始めてから、はげの広がりは抑えられたようですが、治るまでにはちょっと時間がかかりそうです。
ということで、せっかく決まっていた19日からのトライアルですが、もう少しお届けを送らせていただくことになりました。
白癬菌は、大きく分ければ「皮膚糸状菌」に分類される真菌類で、人獣共通感染、つまり、ねこの白癬菌はひとにもうつります。もちろん、ほかのねこにもうつります。ねこにうつるとココちゃんのような皮膚病(円形脱毛になる例が多い)になり、人間の場合は「水虫」と診断されることになります。
そう、人間の水虫とココちゃんの皮膚炎は、同じ原因なんです。通常命にはかかわりませんが、水虫の感染力の強さ・しつこさは経験された方はよくご存知だと思います。なので、お薬しっかり飲んで、きちんと治さなきゃだね、ココちゃん。
ひともねこも(いぬも)お互いにうつります(接触感染)ので、健康なねこと症状の出ているねことは、直接にも間接にも接触しないように気をつける必要があります(うちでは、カンナ・ふみとココちゃんは、直接・間接接触できないようにしています)。
感染ねこをさわった場合には、できれば消毒用エタノールや塩化ベンザルコニウムの消毒液(オスバンS)で、その都度手指を消毒するのが望ましいようです(ただし、間違っても感染ねこ・いぬに直接塗布したりしてはいけません)。
ちなみにココちゃん、体調自体は非常に元気で活発です。
これは、上と同じく12日土曜日に撮影した写真です。みる角度によっては、全然はげに気づかないかもしれませんね。