
4ヶ月連続で上映会
このブログでも何度かご紹介しているドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』の自主上映会が、長崎県内では4ヶ月連続で開かれる運びになりました。各上映会の概要と、紹介されているブログ記事を、現段階でわかる範囲内でまとめてみました。
- 6月13日(日) 佐世保市中央公民館 3F講堂
- 7月19日(月・祝) 長崎市立図書館 1F多目的ホール
- 8月28日(土) アルカスSASEBO
- 1回目=14:00~、2回目=18:30~
- 飯田基晴監督によるトークショーがあります
- 佐世保市三浦町2-3
- (させぼ地域猫の会)
- 9月19日(日) 大村コミュニティセンター
- 大村市幸町25-33
大村のボズさん、開催スケジュールを調整していただいてありがとうございました。
上映会が開催される長崎市・佐世保市・大村市には、県内で犬猫の殺処分を行なう3施設である長崎市動物管理センター、佐世保市保健所、長崎県蓄犬管理センターが位置しています。もちろん、施設の職員の方たちがよろこんで殺処分を行なっているはずはありません(そのことは『犬と猫と人間と』の本編の中でも取り上げられます)。
では「なぜ」「どのように」そうした殺処分が行なわれているのか・行なわれなければならない状態にあるのか。それらについては、施設が立地する地元ですら、十分な認識があるとは言えない状態ではないかと思います。ただ単に「ありがたくない施設」「迷惑施設」としてしか、とらえられていないのではないか。
それではだめだ、と、さるねこ父は考えるのです。「見えないところにひっそり囲い込むべきではない」と思います。そしたら、いつまでも「ひっそり行なわれ続けてしまう」から。
長崎市動物管理センターに収容されたいぬ・ねこの様子を毎週記事にされているとらきちさんが、今週こんな記事を書いていらっしゃいました。
私が何故保健所の記事を 週に1回 あげるのか 書いておこうと思います。
私は保健所の確認に行くようになって約3年になります。
まず自分の目で確かめたかった。そして 記録を残そうと思いました。たった1日で処分される命。それも人間の身勝手で。
私が載せる写真はその現状のほんの1部です。
午前中でこの数なので 実際はもっと増えていると思います。
しかも毎日です。私はこの記事を 緊急レスキューのつもりでは書いていません。
でも、ひょっとして 仔猫が欲しくて探して人の目にとまればって思う事もありますが、
何がなんでもって思ってはいません。これは長崎だけの問題ではなく 全国どこでもやっている現状として 知ってもらいたくて載せています。
保健所が特に猫は1日で処分するところが多いそうです。
譲渡対象にすらならないところもあると聞きました。
自分の住んでいるところはどうなのか、考えてもらえる切っ掛けになればと思って書いています。私も3年前までは何も知りませんでした。
私のように知らない人がきっと沢山いて、その人たちに知ってもらうことが 持込を減らすことに繋がるのではと 願いを込めて書いています。実際3年前に比べたら 少し減った気がします。
数字的にも減ってるようです。歩みは小さいかもしれませんが 私は継続は力なりと信じて 書き続けています。
これが 私の 思いです。
誰しも見たくない、見ないで済ませたい問題かもしれませんが、ほんとうにそれで「済む」のだろうか? 考えるきっかけはどこにでも実は転がっています。もしよければ、お近くの上映会に足を運んでみて下さい。「とてもていねいに切り出された、考えるためのきっかけ」をきっともたらしてくれるはずです。
