
譲渡会(9/18諫早市高城公園・わんにゃん会-後編)
前編に続き、参加いぬ紹介の後編です。
まず悠ママンさん預かりのきらりちゃん(7歳)。顔を正面から撮ると、なぜかいつもピンぼけします。
ママン7さん預かりの茶々ちゃん(5~6歳・シーズー)。大村の長崎県畜犬管理所からの引き出し犬です。
なでなでされても、特にいやがるでもなく、よろこぶでもなく、じっとおとなしくしていました。
一般参加で大村のボズさん預かりのハルくん(2歳・MIX)。
「猫に興奮する」とボズさんのブログにはありますが、わたしが見ていた範囲では、そんなでもなかったような?
同じくボズさん預かりのエーちゃん(♂・5~6歳・イングリッシュ=コッカースパニエル)。「要求吠えあり」とありますが、確かにそんな感じで、わふわふ吠えては、ボズさんたちに叱られていました。
なんだかばたばた忙しくて、撮影枚数に多い少ないありますが、たぶん全頭紹介できているはずです。そして、残念ながら、どの子にもご縁はありませんでした。ひとは来たけど、「譲渡会に」来たわけではない方が圧倒的多数だったため、しかたないですね。
さにぃさんの手作りリードなどは、稲佐山公園に引き続いて販売されました。ネット販売も計画中です。
最後に、のんのこ祭りのスナップショットや印象を少しだけ。
オープニングセレモニーで飛ばされた大量の風船。エコ風船だったりするのかどうかは知りませんが、最近では珍しいものを見ました。
アエルいさはや前から出発する踊り連。練り歩くコースはいまいちよくわかっていませんが、最終的には、眼鏡橋となりのステージに到着します。
踊っているのは、のんのこ踊りのバリエーションの一つで、一番新しく1990年に創られた「まつりのんのこ」(YouTubeで節や踊りが実際に見られます)。のんのこ諫早まつり自体は1998年から始まりますが、これはそれ以前からあった「のんのこ祭り」と「秋祭り」を一つにまとめてできたものだそうです。「のんのこ祭り」がいつから行なわれているのかはまだ調べきれていませんが、1955年の「本踊り」という踊り形式とレコード化された節回しの誕生、1960年の「道行き」という歩きながらの踊り形式の成立、1984年の「新のんのこ」という単純化された踊り形式の成立を経て、1990年の「まつりのんのこ」の踊り形式成立+1998年の一本化された「のんのこ諫早まつり」の開催という経緯を考えると、高知のよさこいに代表されるような1950~60年代に地方都市で確立していく現代型の民謡+舞踊の一つと考えるのがよさそうです。(cf. のんのこ諫早まつり | 歴史)
祭り・踊りを観ての感想ですが、正直なところ、観ていてそんなに楽しい踊りではないです。何度かにわたる踊りの単純化のプロセスを経た結果、ある意味、誰でも踊れるけれども、その分「奥行き」とか「深み」とか「極め」とか「ノリ」とか「タメ」といった、ことばにしにくい、でも明らかに上手い下手が表われる要素がほとんどなくなっていて、つまらない。
踊りや唄(音楽)の決めごとが極限まで減らされていて、踊り連の自由な工夫の余地の大きい「よさこい(よさこいソーランを含む)」は、踊り・振り付けに注目したり、衣装に注目したり、音楽に注目したりと、観客がそれぞれの見方を楽しめますが、「のんのこ」はそういう変化に乏しい。唯一自由な感じだったのは「衣装」で、キワモノ的にギャル浴衣でコスプレした男性による踊り連などが出てきて、観客の注目と笑いを誘っていましたが、「地元の○○さんが踊ってる」とかの要素がないと、ずっと観てられるものではなかったです。
あくまでも、18日土曜日午後のプログラムだけの話で、18日夜の「おはら節」や「おてもやん」と「のんのこ」の競演とかはおもしろいのかもしれません、というか、おもしろそうです。時間があれば、来年はゆっくり観てみようかと思います。
