
長崎県央動物会議(仮称)立ち上げ
長崎県央動物会議(仮称)が立ち上がることとなりました。
■日時:2010年10月1日(金) 19:30~
■場所:長崎県県央保健所(諫早市栄田町26-49)
■参加を希望される方は、ボズさんのブログ「だって跳べるもん!~ほんの少のお手伝い。」右側にあるメールフォームよりご連絡ください。
詳しくはボズさんの記事をご覧ください。大事なところを引用しますと、
保健所とボランティアが一体となって、ペット、野良犬、野良猫を巡る諸問題を話し合おうという会議です。
ポイントは、保健所だけ、ボランティアだけ、獣医師会だけじゃなく、官民共に縦割りになりがちな状況をマイルドな形で横への連帯をはかって、みんなでちょっとだけでも良くなりませんか?という会議です。
ということです。10/1の立ち上げ会議には、残念ながらさるねこ父は長崎にいなくて参加できないのですが、非常に興味があります。
(その1だけ書いて続きの記事を書いていない)熊本市動物愛護センター所長の松崎さんの講演会では、領域横断的な「熊本市動物愛護推進協議会」を2002年に立ち上げたこと、そしてそれが定期的に会合を開いて意見交換を行なっていることが、今日の熊本市の動物愛護活動のありかたに大きく影響していることをお話しされていました。熊本市の場合は、行政の中心に非常に熱心な責任者(松崎さん)がいて、そのひとが周りを巻き込んで組織をつくっていったと言えます。
県央では、まず「長崎県動物愛護推進協議会県央支部会議」が行政からの声かけで立ち上がりました。そのこと自体は、県内あるいは全国で同様のプロセスが順次進行中ですので、特筆すべきことではないかもしれません。しかし、ボランティア委員のボズさん・あにまる らいふさんが8/11の会議の様子をそれぞれ報告されていますが、それらに拠れば、ボランティアに負けず劣らず、行政の担当者の方々が非常に熱心に取り組もうとされていることが窺えます。
9/19の『犬と猫と人間と』の大村での自主上映会でも、行政関係者が多く来場されたそうですし、その自主上映会の案内自体が長崎県県央保健所のホームページに掲載されていましたから、県央地域はなかなかに意欲的です。
そして今回の県央動物会議の立ち上げに至るわけですが、うまく行政とボランティアがかみ合って動き出そうとしている点は、ちょっと熊本市の当時のようすを彷彿とさせるかもしれません。
10/1の会議が盛会となること、また、今後も定期的に開かれてネットワークが広がっていくことを期待します。さるねこ父も、次に予定が合えばぜひ参加してみたいと思っています。
長崎市内では、長崎県動物愛護推進協議会長崎支部会議が、8/26に開かれ、その様子をとらきちさん・愛ぽんさんが報告されています。ただ、協議会の支部会議は、県央も長崎も、年に2回しか開催されないということですので、このまま特になにもせずに次の会議まで過ぎてしまうと、厳しいものがあるかもしれません。
これをある程度補うものが、毎月第2土曜にR&G長崎の地域猫について考え行動する会主催で開催され、長崎県地域猫活動連絡協議会へと発展しつつある(?)「ねこ会議」ということになるでしょうか。長崎県地域猫活動連絡協議会の方は、とりあえず現段階ではボランティアのみで構成されており、行政・獣医師会への声かけが始まる・始まろうとする段階です。うまく関連機関を巻き込んでいけるか、また行政がどれほど主体的に行動できるかが、長崎市(あるいはもっと広く長崎県)でこうした活動がうまくいくかどうかの鍵になると、さるねこ父は考えています。
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