
昭和なはりがみ
長崎市内に城栄商店街という商店街があります。2車線の道路を挟むように、300~400メートルほどまっすぐ伸びる、こじんまりとした商店街です。ホームページビルダーというソフトで作ったことがすぐわかる、ほのぼのした感じのホームページもあります。
先週、用事があってこの商店街に出向くことがあったのですが、そこでこんな昭和な感じのはりがみを見つけました。
そういえば、子どものころ(ざっと1/3世紀ほど前?)は、クリスマスケーキって配達されてた記憶があります。住んでいたのは長崎ではなくて、大阪の北部にあるベッドタウンですけどね。小学生のころは、田んぼの脇でザリガニを釣って遊んだり、河川敷のスカンポをかじっておやつにしたりできるレベルの開け具合です。ダイエーなどのスーパーマーケットができ始めて、駅前の商店街が徐々に活気を失い始めていた、そんな感じのまちで、本好きのかわいげのない男の子として暮らしていました。と、そんなことはどうでもよくて。
洋菓子店といえば、タカラブネとパルナスという関西ローカルのチェーン店も駅前なんかにありましたが、商店街で自家製洋・和菓子を売る洋菓子店(洋菓子店で、本当に洋菓子だけ売っているケースは少なかった気がします)は、そうしたチェーン店に対抗するべく、「お客さまにお持ち帰りいただくのではなく、こちらからお届けします」というサービスをやってました。
今にして思えば、こんな感じのはりがみを出して、その日だけの臨時バイトを雇って配達していたんでしょうね。
当時の商店街へのおつかいのことや、おやつの買い食いなど、いろいろつながってプチ・フラッシュバックを起こしてくれたはりがみでした。
