
桃カステラ(万月堂)
|Posted:2011/03/03 19:54|Category : ながさき|
長崎ローカルのお菓子といえば、梅月堂のシースクリームケーキと並んで有名なのが、ひなまつりの「桃カステラ」ですね。
カステラ──というよりは固めに焼いたスポンジケーキの台の上に、こってりと桃色にシュガークリームコーティングされています(かちかちのシュガーコーティングではなく、ねっとりとしている)。黄緑の葉っぱのマジパン細工との色の対比も、長崎らしいと思います(長崎でちゃんぽんや皿うどんを食べると、食紅でピンクに縁取りをしたかまぼこと、同じく食品添加物で「緑」に縁取りをしたかまぼこが、両方はいっていることが珍しくないです)。
味はですね……「死ぬほど甘い」とか時々書かれているのを目にしますが、そんなにでもありません。ただし、シュガークリームのねっとりした甘さが口に残る時間は長いので、甘党でなければ食べるものでもないと思います。
桃カステラは3/3の雛祭りのお菓子ですが、長崎には、5/5の端午の節句のお菓子として「鯉菓子」というのもあります。いずれにせよ、長崎ローカルであることは間違いないですが、佐世保や諫早・大村、島原にもこれらがあるのかどうかは、よく知りません。なんとなく、長崎市ローカルなような気もします。「シュガーロード(長崎街道)」文化とも関係があるのかな?
そうですね。甘いものは好きですね。
