
まちねこさるき
夕方になってから、W町周辺を歩いてみました。最初に出くわしたのはチャトラくん。
不機嫌なのかと思いきや……
駆け寄ってきて……
にゃーとアピールされた。目やに、すごいね。拭いてあげたい。
コンビニに居ついているようで、近所の子どもたちがこのあとなでたりしていた。
車の入らない住宅街に移動して最初に見つけたこの子は美形でした。去勢オスかな?
このあと、階段をえっちらおっちら登っていった。
非常に個性的な柄の三毛ねこ発見。『ぼのぼの』に出てくるアライグマくんに似ている。奥のキジトラくんは緑色の目がきれいだね。
こちらもきれいな顔立ちのシロクロ。
あらよっ。
こちらを警戒しながら、門扉の奥に逃げ込もうかどうしようか、思案中。
通りすぎたあと振り返ったら、向こうもこっちを見てた。
しかし、このへんの子は、どの子もみんな個性的な柄だね。
このキジしろさんは、でっぷり太って、目力があった。
でも、舌は出てた。
車の入らない住宅街を抜けて、通りに出ると、また別のねこさんに出会った。
けれども、ちょっと毛づやがよくない。車を避けながら暮らす環境は、やはりねこにとっては住みづらいのだと思う。
となりにいたこの子も、毛がぼさぼさだった。
地図の上では200m四方ぐらいの範囲を40分ほど歩き回って、9匹のねこさんに出会った。ながさきは、決してねこにとって住みづらい街というわけではないけれど、一概に「どこでも住みやすい」というわけではない。車の危険は、やっぱりねこの神経をすり減らすのだろうと思うし、虐待まがいのことだってないわけではない。病気も、目やにや鼻気管炎、それに皮膚炎を患っている子が多い。きちんと手をかけてケアしてもらえている子もいるし、やっぱりそうとは言えない子もいる。
どの子もみんなふっくらと健康に暮らせてはじめて「ねこに住みやすい街」と言える。ながさきは、そんな街になる潜在力は持っているかもしれないけれど、まだまだ大きな隔たりがあると感じる。その原因の多くは、ひとの意識の問題。だから、やるべきことは多い。
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