
夜の公園のねこたち
カエデさん・ねこ会議1号/2号さんとともに、個人TNRから地域ねこ活動への展開を目指している公園ねことその活動者さんを訪ねました。夜9時を回り、ノーフラッシュで公園の照明だけを使って撮影しているので、画像としてはイマイチですが、ねこたちのふくふくした雰囲気は伝わるかと思います。
キュートくん(薄茶トラ)。昔けんかかなにかでケガをしたのか、左耳がややつぶれています。
ワカメちゃん(三毛)。その名のとおり、ワカメちゃんカットでハチワレです。一番食いしんぼうさんだった。子どもっぽい顔に見えますが、実際はむしろおばあちゃんねこだそうです。
ワカメちゃんの体の柄はこんな感じ。茶と黒のはっきりしたブチの三毛ねこです。
活動者のEさんになでなでしてもらうキュートくんとワカメちゃん。
ごはんはカリカリとウェットを別々にサーブしてもらうんだそうです。なんてぜいたく。
マロンちゃん(チャシロ)は、まっすぐの長しっぽで、背中に大きな白い斑があります。
カメラを警戒しつつ、伏せの姿勢に。
もう一匹の三毛さんのノンちゃん登場。縞三毛です。
真ん中がノンちゃん。ワカメちゃんは、また食べてる。
この公園の周りでは糞害が以前からひどかったようで、住民の方々のねこに対する感情は、今でもあまりよいものではありません。理解して協力して下さる方もいらっしゃる一方で、直接・間接に不満を述べる方もいらっしゃいます。公園のあちこちには「ネコにエサを与えないで下さい。ネコのフンで困っています。(長崎市公園管理者)」の立て看板も立っています。
活動者さんは、できるだけ住宅から遠い場所にトイレスペースを数多く設け、毎朝その20ヶ所近いトイレを清掃して回っています。それと同時に公園の清掃も行なったりされていることで、だんだんと近隣の方とのコミュニケーションはよいものになってきていますが、基本的に1人で活動されているため、仕事以外で使える自分の時間のほとんどをねこたちのことに費やさなければならない状態でもあります。しかも365日、休みなしに。
「それは大変でしょう、手伝いますよ」という気持ちを具体的に行動に移すには、何時ごろどんなふうに餌やりをしていて、どこにトイレがあって、始末した糞を最後どう処理しているのか、ねこたちの個性はどんなものなのか、ご近所にはどういう方々がいらっしゃって、それぞれどんなふうにねこのことや餌やりのことを評価しているのか、そういうのを知らないと始まらない。ということで、今回訪れていろいろお話をうかがったわけですが、ピンチヒッターに立てるようになるには、まだもう少し足繁く通わないといけないですね。
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