
子ねこの里親さんさがしを始めました
ココちゃん(1.5~2ヶ月・シロクロ・たぶんメス)です。
長崎県地域猫活動連絡協議会でサポートに入っているM町の現場から保護しました。bangさん(チームねこばか - ねこ会議2号さん)のブログで里親さがしをされているむてんちゃんも、ここの出身です。子ねこにとっては生き抜くのが厳しい現場で、少しでも救える命は救えれば、ということで、ふみの里親さがし以来2年ぶりに、里親さがしをすることになりました。詳細は、また追々記事にしていきますが、保護することにしたのにはこんなきっかけがありました。
実は、昨日日曜日に、この現場で一番力の弱かったチビミケちゃんが、急に体調を崩して亡くなりました。一昨日土曜日に立ち寄ったときは、腰を下ろした私のジーンズのパンツにえっちらおっちら這いあがり、太ももの上で「あ~、あったかでしゅ」と目を細めていたのが、翌日には冷たくなっていたのはつらかったです。現場でねこたちのお世話をされているNさん・Sさんにとっては、もっとつらいことでしょう。
Sさんにミルクでふやかしたごはんをもらうチビミケちゃん(9/1)
ヨソオバチャンに体を舐めてきれいにしてもらう(9/1)
じたばたする力はけっこう強かった(9/1)
このころから左目に目やにが出がちだったのですが、2週間ほどで急に角膜炎が悪化し、左目を失いました。
毎日Sさん・Nさんにケアをしてもらっていても、目やにと鼻水でガビガビですが、人なつこさは以前より増しました(10/15)
近所の料亭の板前さんが差し入れてくださったダシがらをほかの子たちと一緒にぱくつく(左から2匹目・真ん中のシロクロはココちゃん、10/15)
このときは片目のハンディキャップも気にしないくらい元気にしていたのが、翌朝から急にうなり声を上げて苦しみ始め、お昼過ぎには亡くなったそうです。
昨日(日曜日)のお通夜に、お花を届けに行きました。チビミケちゃんの小さい体に合わせて、少し小ぶりでかわいらしく仕上げてもらいました。
このM町の現場で、次に体が弱かった子が、ココちゃんです。そのようすが、保護当時のカンナにそっくりだったのが、どうしても気になってしかたがありませんでした。それで、Nさん・Sさんの了解をもらって、さるねこ父&母で引き取って体調をととのえた上で、里親さんさがしへつなげることにしたのです。
ココちゃんのほかにも、この冬を越すのは体力的に厳しい子ねこがあと3~4匹、年寄りねこが2匹ほどいます。ほんとうは、その子たちにも、またそれ以外の20匹あまりのどの子たちにも、あたたかい家を用意してあげられるとよいのですが、なかなか里親さんさがしもままならない状況です。ココちゃんをはじめとするM町の子たちの里親さんになってくださる方を、心から求めています。しばらく里親さがしブログになると思いますが(更新頻度はあまり上げられませんが)、どうぞよろしくお願いいたします。
- 関連記事
