
シロクロ子ねこのココちゃん、健康チェック
さて、10/18の朝にM町のNさん・Sさんのところからお預かりしてきたココちゃんは、そのままかかりつけの平野町ペットクリニックさんに運び込まれて、ひととおり健康チェックを受けました。
まず体重は660グラム。
動くとちゃんと計れないよ~。
……でも動く。このあとカメラに向かって、ずんずん動きます。「好奇心旺盛」というほどではありませんが、基本的に「ひとが好き」な子です。
続いて、しっぽを持ち上げて雌雄判別。
「なにするでしゅか!」
いちおう、たぶん、女の子です。この月齢の子ねこは、雌雄がわかりにくいことがしばしばありますので「いちおう」です。
骨格はしっかりしてきていますが、身がやせていて、少し頼りない感じです。先生からは「うーん、通常で考えれば1.5ヶ月くらい、まだ2ヶ月なっていないと思います……」ということでしたが、栄養状態が充分とはいえないココちゃんですので、なんとも言えないところです。ココちゃんだから九日=8/9 か 9/9 とか、ふみ同様「にゃんにゃん」で22日=8/22 とかいろいろ考えた末に、ココちゃんの誕生日は9月1日と決めました。(1) 1.5~2ヶ月齢にあたる日付で覚えやすい、(2) さるねこ父と1ヶ月違いで同じ日にち、というのが主な理由です。
そして、寄生虫チェックや血液検査の結果は次の通りです。
- FIV(簡易検査)=陽性(母ねこからの移行抗体反応も考えられるので遺伝子検査を依頼)
- FeLV=陰性
- パルボウィルス検出なし
- ノミ・ダニ・耳ダニ検出あり、フロントラインスプレーを塗布
- コクシジウム原虫感染あり
- 蛔虫・条虫については、持っているものとして、駆虫剤を飲ませて駆除中
- 皮膚炎若干あり
赤字の部分は、注意が必要な点です。FIV(いわゆる猫エイズウィルス)は陽性反応が出ました。以前、「ふみがワクチン打ちました ~ねこの病気とワクチン~」という記事で、うちのカンナのことも例にまじえながら、FIV 感染についてまとめてありますので、ご覧下さい。もちろん陽性反応が出ないに越したことはないのですが、だからといって「陽性反応が出た、もうおしまいだ」ということではまったくありません。きちんとケアをすれば、十分天寿を全うできると言えますので、その点をご理解くださればさいわいです。
コクシジウム原虫の感染については、蛔虫・条虫に比べると、駆除に根気と時間がかかります。また、他のねこへの経口感染がありますので、きちんと治るまでは隔離が必要です。
とりあえず、わが家の受け入れ体制をととのえるまで、しばらく平野町ペットクリニックにココちゃんは預かっていただくことになりました。
先生のところで、しっかり治していこうね。
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