
カンナのスケーリング(歯石除去)
FIVキャリアのカンナは、そのご多分に漏れず、歯肉炎とそこから来る歯石に悩まされてきました。特に右下顎の歯列の歯石がひどくなってきたので、思い切ってスケーリング(歯石除去)をすることにしました。
人間でも歯石除去は行ないますが、ねこの場合、はい、そうですかと、おとなしく歯石を取らせてくれはしませんので、全身麻酔をかけての処置になります。当然、麻酔のリスクがありますし、手術自体がストレスになることも天秤にかけながら、「いずれどこかで歯石除去~抜歯を行なわなければならないなら、若くて健康面が問題ないうちに、手を打とう」ということで平野町ペットクリニックにお願いしてきました。朝10時に預けて、お昼休みに手術、夕方5時に引取りでした。
スケーリングに加えて、右下顎の2本の前臼歯を抜歯しました。右下顎の後臼歯を抜くかどうかは判断が難しかったけれどもとりあえず現在のまま温存です。
術前血液検査 | 6,825円 | |
術前レントゲン検査 | 3,150円 | |
全身吸入麻酔料 | 4,200円 | |
歯石除去処置料 | 7,350円 | |
抜歯処置料(2本) | 2,100円 | |
抗生剤注射 | 1,155円 | |
抗生剤内服(7日分) | 2,058円 | |
合計 | 26,838円 |
血液検査の数値はほぼ正常、レントゲン検査で器官に異常はないが内臓脂肪が多め、ということでした。ダイエットしなければいけないのですが、既にカロリー計算上は下限を大きく下回っているはずなので、もしかして脂質代謝異常が影響しているのかもしれない、とのことでした。人間でいう「高脂血症」ですね。善玉コレステロールがどうした、悪玉コレステロールがどうした、というあれです。カンナの血液検査では、血中脂質全体の値には問題はありませんでしたが、人間のように細かく区分してみていくと、なにか原因が見つかるかもしれない、というお話でした。検査には2万円ほどかかるということで、しばらく運動させながら体重減をめざしつつ、落ち着いた頃に検査をお願いしてみてもいいかなあ、というふうに考えています。
帰宅直後のカンナ。右手にまだ止血バンドをしています。カンナは、光合成できるんじゃないかってくらい、少ないごはんでも体重が減らないのですよ。
今日からダイエット! というのはあまりにかわいそうなのと、抜歯後でやわらかいものの方がいいだろうということで、父ちゃんはララコープでかつおを1匹おろしてもらってきました。680円でした(ながさきの魚は安い)。
とりあえず半身をカンナとふみとさるねこ父&母で食べ、残り半身はカンナ&ふみのごちそう用に4~5切れ冷凍してあとはヅケにしようと思います。
うまうま。かつおの向こうの黒い器はタラの芽のおひたしです。ほろ苦さがデトックス。タラの芽の左は大根の塩麹漬け、右はにんじんの塩麹きんぴら。最近塩麹もよく使っています。
- 関連記事
テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット
