
ねこカフェパブコメその後&ねこカフェ「猫家 ふく福」(長崎市江戸町)
ねこカフェパブコメの締切日だった7日に、江戸町にあるねこカフェ「猫家 ふく福」さんに行ってきました。以前からこの日に予約していて、たまたま重なったのですが、オーナーのHさんと「パブコメ、今日が締切ですねえ」なんて四方山話をしていたら、「そういえばこの間、全国のねこカフェを回ってブログを書いていらっしゃる方が来られて、すっごい緊張した~」と笑っていらっしゃいました。「保健所のチェックより緊張したんじゃないですか?」と訊いてみたら「もちろん~」ですって。そんなわけで、ふく福さん、「新・間違いだらけの猫カフェ選び」で紹介されています。
ちなみに、「新・間違いだらけの猫カフェ選び」でも、ブログ主のいなみっくすさんがパブコメの記事を書かれています(こちらとこちら)。いなみっくすさんのスタンスは「22時までの延長に賛成」「猫カフェは、ペットショップと同類ではない」「同類ではないことを示すために、きちんとした自主規制を設けてそれに基づく店舗運営を行なうことを、猫カフェ業界はめざすべきだ」となるでしょうか。
「性善説」に立つのであれば、業界が自主規制を設け、それを適切に運用していくことを期待するいなみっくすさんの考えは至極真っ当なものだと、さるねこ父も考えます。本来、そうあるべきでしょう。
けれども、そもそも行政が「規制」の網を掛けようとしている背景には、性善説ではカバーしきれない後ろ暗い部分があることを認めなければならないでしょう。ねこカフェ業界が「全て」性善説で運営されていることを示さなければ、「業界一括」での22時までの延長は容認できない。ただ、「各店個別で」動物愛護法の趣旨に基づいた適正なカフェ運営をしていることを示せれば、その店舗に限っては免許制で延長営業を認めることは可能でしょう。そして必要なのは、どうすれば「適正なカフェ運営」であるかを示せるか、というための議論であるべきはずです。
そして最大の問題は、そうした熟考熟慮なしに拙速で、営業時間延長だけにターゲットを絞って猫カフェ業界(の一部)が意見を上げたという点だと思います。それが短期的に功を奏するための戦略であるならば、ねこカフェにとってもっとも重要な店舗スタッフである「ねこ」への福利厚生の視点を欠いた、カフェ経営者側の独善的な行為であると言わざるを得ない。「たかがねこに福利厚生もへったくれもあるか」という考えがもし万が一経営者のどこかにあるのなら、「性善説」に基づく規制緩和を行なうことは、動物愛護法の趣旨に照らせば絶対に許されないだろう、とさるねこ父は考えます。
いいひとばっかりだったら、いいんですけどねえ。
……前置きが長くなりました。ふく福さんのスタッフねこさんたちを紹介しましょう。
ここのねこさんたちは、オーナーHさんの飼いねこである看板ねこのはなちゃんを除いて、里親さまを募集しています。もし「かわいいなあ、おうちの子にしたいなあ」という方がいらっしゃいましたら、ぜひふく福さんにご連絡してみてください(095-895-9416/11時~20時/水曜定休)。
まず、看板ねこのはなちゃん。いちばんおちびさんです。
ここからは里親さま募集のねこさんたちです。随時お問い合わせが入ることもあって、既にお声がけがあったり、里親さまが決まっているケースもあるかもしれませんが、お許しを。ここに挙げたほかにも何匹かのねこさんがいますが、さるねこ父たちが訪れたときはケージの中に入ったりしておやすみ中でした。
今年3月に長崎北部O町の地域ねこ活動現場から引き上げたキュートくん(薄いチャトラ、推定5~6歳)。
もこもこしてます。左耳は、お外暮らしのときにケンカかなにかで縮れてくしゃっとしてます。
しっぽは中太。
見る角度によって、けっこう顔の形が変わって見えますね。
4月から新人さんで入ってきた3匹、空(そら)くん(グレーキジ、推定2005年8月生まれ=6歳、去勢済み)・夢くん(キジシロ、推定2007年10月生まれ=4歳、去勢済み)・愛ちゃん(長毛キジ三毛、推定2007年10月生まれ=4歳、避妊済み)。夢くんと愛ちゃんは兄妹です。
空くん(グレーキジ)は8kgを超える巨体。
空くん、とにかくでかいです。ちょびしっぽとのバランスがミスマッチでいいですよ。
夢くん(キジシロ)はおっとりでした。
ちょっと気弱で控えめなまなざしは、さるねこ父の好みです。
でも実はけっこうやんちゃでもあったりする。
うがー!
しっぽはちょっとくりんとしてます。
愛ちゃん(長毛キジ三毛)はとってもゴージャスです。
大変にべっぴんさんである。
しっぽはいつもふぁさふぁさ振ってます。
前回のパブコメ記事であくび写真を紹介したミルクくん(藤白、ほぼ1歳)は運動能力高いです。
じゃらしを狙って……
ジャンプ!
ジャンプ、ジャンプ!
ジャンプ!
背中の柄としっぽはこんな感じ。
穴から首だけ出してこんにちは。おちゃめなミルクくんです。
チャビくん(チャトラ、ほぼ1歳)はハンター。
狙う。
狙う。
どっからでも狙う。
ヴィーコちゃん(グレーキジ、5歳)は、ちょっとむっとした表情をよくしている。
「しょうがないから、なでられてあげるわよ」のツンはあるけど、デレもあるのかな?
キュートくんをはなちゃんがなめてあげると……
キュートくんもはなちゃんをなめてあげる。
キュートくんとチャビくんで、同じじゃらしを狙う。
ふく福さんの利用料金は、1時間1,000円(コーヒー、紅茶などの1ドリンク付き)が基本です。詳しくはお店にお問い合わせください。
- 猫家 ふく福(ねこや ふくふく)
- 長崎市江戸町5-3 浦川正ビル1F
- TEL: 095-895-9416
- 11時~20時/水曜定休
- 地図はこちら
- TEL: 095-895-9416
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