
初夏のまちねこ(後編)
前編からの続きです。
たたずむシロクロさん発見!
ノミがいるのでしょう、ずっとカイカイしています。
凛々しい感じでオスねこさんかなあ。さるねこ父、まだ顔だけで雌雄が判別できる域には達してません。修行の毎日が続きます。
シロクロくん(仮)が最初に見つめていた階段を降りた先に昼寝するチャトラくん。
えーと、こんな感じ?
さ:ごめん、おいしい夢のじゃましちゃったかな?
ノー・プロブレムでした。
この町内を後にして戻る途中、ふと脇に目をやると、アパートの階段の向こうに巨大なチャトラくんが。
6kgがとこは、かたいね。(ちょっと昭和な言い回し)
店番をしているグレーキジくん。
お店をほっぽり出してどちらへ?
向かいのお店のチャトラくんに、ちょいと用事があるようです。顔貸しな。
グレーキジ、スプレーちう。チャトラ、警戒ちう。
そしてグレーキジくん、お堂に参拝。
参拝前にまず喉をうるおす。
さるねこ父は、長崎の町ねこ調査隊塾というのに参加しています。ながさきのまちで暮らすねこたちを観察しながらその暮らしぶりをデータとして蓄積していくことで、ひととねこがまちで共生するための手立てを探ろう、というちょっと遠大な計画も持っていたりなんかします。ながさきにお住まいの方も、そうでない方も、身の回りで暮らすねこたちを、いつもより少しじっくりと観察することで、いろいろなことが見えてくるのでは、と思います。健康なのか、病気がちなのか。ひとに対して怯えているのか、ゆったりとふるまっているのか。いつもそこにいるのか、たまたまよそからやってきたのか。ほかのねことどんな関係を持っているのか。ひとびとはどういうまなざしをねこに向けているのか。少しの時間を割くだけで、驚くほどたくさんのことを考えることができますよ。
- 関連記事
