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K町・F町のねこ(3):酒屋さんのねこ

K町の酒屋さんにいるねこさんたちに会ってきました。3度目の正直。

 

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これまで2度とも登場していたこのキジシロくんは、べたくん。酒屋さんのねこではないけれど、一番よく出入りしてごはんをもらっているイクメンねこさん。

 

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べたくんに育てられたのは、このグレーキジのちょきくん。このあとものすごい勢いでお店の隅へダッシュして逃げていきました。ビビリさんのその性格から、「血統書付きのノラ」と呼ばれていました。

 

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こちらもグレーキジのぱこくん。ちょきくん同様、この酒屋さんの周りにいたのを飼うようになりました。

 

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ふさふさグレーキジのぐーくんは、おっとり人好き。

 

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抱っこして写真を撮ってみた。

 

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こっちの方がイメージ近いかも。

 

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頭をなでられ「なにすんだよー」。

 

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家の中にいたのはみみちゃん(シロクロトビ)。酒屋さんのところにやってきてすぐに逃げ出してしまい、19日間探し回って奇跡的にみつかったそうです。そのときにおまじないに使ったのがこちらの色紙。

 

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いなくなってしまったねこを返すためのおまじないでよく知られている「いなば山」の歌をしたためてそれを掲げたらすぐ戻ってきたそうです。

 

いなば山の歌……小倉百人一首第十六番「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」(中納言行平)のことで、以前このブログでもご紹介した『猫の民俗学』によると、ほぼ全国的にこの風習についての採集記録があります(同書207~210ページ)。また、そこでも触れられていますが、内田百閒『ノラや』でも、百閒の愛猫ノラが行方不明になったのを戻すまじないがいくつも紹介されていますね。そのうち記事にしてみたいと思います。

 

ということで、酒屋さんのところのねこは、今は全部で5匹です。つい最近、それまで面倒を見ていたねこたちが亡くなって、すっかりねこたちが入れ替わったそうです。

 

あと、このきれいなシロクロさんは、らぶちゃんという名前だということがわかりました。

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ちょうどお店の前にさしかかってお話を伺いだしたところに夕立が来て、結局1時間以上もお邪魔してしまいました。

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