
サカヤノネコ
ちょっと前に訪れたときの写真です。
K町S酒店さんのカウンターで陣取るぐーくん。前回訪れた時もカウンターでお仕事中でした。働き者だ。
売掛金を一生懸命計算中のぐーくん
眠くなった。明日できることは、明日やるのだ。
みみちゃんは、前より少し近くまで寄ってきた。
アシンメトリー(非対称)なおかっぱが、なんともステキ。
しっぽ、長いです。
酒屋さんでごはんをもらっているゆうくん(薄茶トラ)
「くださいな」
ちょっと目やにが出ていますし、皮膚の状態もよくないけど、精悍な顔立ちのゆうくん
ゆうくんと一緒にごはんをもらっているのは、今回で4回目登場のべたくん(以前1回目・2回目・3回目のべたくんは、それぞれリンクをクリック)
んみゃい。
べたくんにしろ、ゆうくんにしろ、お外暮らしが長かった子は、ある程度ひとには近寄って来ても、どこかで一線を引いているように思います。
そんなこんなでS酒店のおかみさんと話をしていたら、S町にあるT商店さんのところにも、ぜひ行ってみて下さい、と教えていただいたので、とらきちさんとまちねこさんと一緒に行ってみました。
お店の前には、味のある顔立ちのキジシロさんがいた。なんとなく、前川清さんを思い出すのは、目の感じが似ているのでしょうか。ワワワワァ~♪
店内に入ると、立派なサビねこのたまちゃんが迎えてくれました。
「いらっしゃい」
ご主人としばらくねこ話をしていたら、下りてきてごろりんと横になった。
カウンターの後ろの棚の上には、ガラスの1升瓶が普及する前の通い徳利、その隣にキジねこさん。
さるねこ父たちがわいわいと写真を撮っていると、1つ下の棚まで下りてきた。
ねこがぺろっと舌を出すのは、どの子もかわいい。
きりっとした表情の白ねこさんだけれど、ご主人にべた甘えで、ずっと後ろをついてまわっていた。
「そんなことはばらさなくていいです」
酒屋さんと魚屋さんには、ねこがいることが多いように思えるのはなぜだろう。
ねこたちが店のなかとそとを行ったり来たりしているのは、一見なごむ風景なのだけれど、よくよくご主人やおかみさんと話をしていくと、周囲の誰もがその風景をよしとしているわけではないこともよくわかるし、ねこを抱えていることで捨てねこをされたりといったトラブルに巻き込まれがちなのは、たとえばM町の地域ねこ現場などとも共通している。
今のながさきには、持てあましたねこ(特に子ねこ)を捨てる人が確かにいる。そして、捨て場所に選ばれるのはたいてい、「捨てねこでも世話をしてくれるひとが誰かしらいるところ」だ。ねこを捨てられてしまったひとたちは、ため息をつきながら、それでもなんとかねこの世話をしていく。それ以外の選択肢は、やっぱりあり得ないからだ。
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