
ドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2:動物たちの大震災』
飯田基晴監督のドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』は、2010年7月に長崎市立図書館で自主上映会を開き(当時の記事はこちら)、先日の長崎市動物愛護フェスタでもそのダイジェスト版『いぬとねことにんげんと』を上映しましたが、このたびその続編となる『犬と猫と人間と2:動物たちの大震災』の予告編が公開されました。
副題からわかるように、今回のテーマは東日本大震災後の被災地の動物たちとひとびとに焦点を当てています。
【作品紹介】
大津波に襲われた宮城県石巻市。
原発事故に翻弄されつづける福島県。
東日本大震災では犬や猫、牛などの動物たちも被災しました。
動物たちが伝える無言の声、その声に耳を澄まし動きだす人々。
被ばくした牛たちを生かすべきか否か?
別れ、再びめぐり逢ういのちといのち。
3・11後の被災地で、動物と人々が過ごした日々を見つめます。
2009年に劇場公開され、話題を巻き起こしたドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」の飯田基晴監督がプロデューサーとして製作を指揮、宮城県出身の若手監督、宍戸大裕が震災下を生きぬく動物たちと人々に迫ります。
監督・撮影:宍戸大裕
プロデューサー:飯田基晴(「犬と猫と人間と」)
製作:映像グループ ローポジション
配給:合同会社東風
2013年1月完成予定/95分(予定)/HD/16:9/documentary
オフィシャルサイト:http://inunekoningen2.com/
8月26日に宮城県多賀城市で先行試写会が行なわれ、現在も編集作業が続いています。完成記念上映会は2013年1月13日(東京ウィメンズプラザ@青山)、その後2013年4月から順次全国で公開というスケジュールだそうです(公式ページより)。……『100万回生きたねこ』の記事でも書きましたが、長崎まで来てくれるかなあ、と切実に思いますね。正直に言って、九州・長崎に暮らしていると、被災地の問題というのをなかなか身近に感じることは難しいし、強く関心を皆が持っているとは言えないと思います。
だからこそ観たいし、観て欲しいとも思うから、もし長崎の映画館でかからなかったら、また自主上映会を企画したいですね。
なお、映画製作・上映にかかる諸経費は、制作費が800万円・上映活動で900万円になる、ということで、製作会社のローポジションさんでは、寄付を募っていらっしゃいます。くわしくは、こちらのローポジションさんのブログ記事および映画公式ページ「製作応援のお願い」をご覧下さい。さるねこ父もこれから振り込もうと思います。
