
M町出身ねこさんたちの近況
まず、トライアルのお届けから一夜明けたたんぽぽちゃんですが、夜のうちはやはり環境の変化でよく鳴いていたそうです。一緒の部屋で寝ているHさんが声をかけると鳴き止んでごろごろ言い、またしばらくすると鳴いてはHさんが声をかけ……だったそうですが、今日の午後になると、階段の踊り場に用意してもらったカゴのなかで安心して眠るようになりました。お腹を見せて寝ていたということなので、なかなかたんぽぽちゃん、大物です。
明日からは、たんぽぽちゃん、お留守番の練習に入ります。
11/3に譲渡されたりゅうくんは、今はテレビに興味津々だそうです。M町ではテレビ見たことなかったもんね。昼間はケージでお留守番、朝晩はお部屋で自由に過ごしていて、だいぶ表情も落ち着いてきました。
4日の記事の写真と比べると、「キッ」としていた視線がだいぶ和らいでいますね。
そして、お久しぶりのれんげちゃん=メルちゃんです。
2012年4月1日のR&G魚の町公園(市民会館前)譲渡会で里親さまが決まったれんげちゃん=メルちゃんは、額のもようがれんげの花のようだったのでその仮名になりました(さるねこ父が半分名付け親のような記憶があります)。
2011年11月13日=ほぼ1年前のれんげちゃん。耳と耳の間のもやもやっとした部分が、れんげの花を横からみたような形に見えたのでした。外の寒さが厳しくなってきた頃で、目やにが出ていますし、なによりすごくキツイ目線になっていました。
2012年2月6日撮影=里親さがしをしていたころのれんげちゃんです。冬を乗り切る体力がついて、少しふっくらしてきています。目線も穏やかになってきています。
そしてメルちゃんとなって、今はすっかり美人のお姉さんになりました。
Nさんと話をしていたのですが、もちろんねこを捨てられることはとても困ったことなのだけれども、でもそのねこさんたちを通じて、たくさんの里親さまたちとお知り合いになることができたのは、本当によかったと思います。折に触れて近況を知らせて写真を送って下さったり、M町の現場のことをいろいろと気遣っていただいたり、またNさんも時々M町出身のねこさんたちに会いに行ったり。このブログをご覧いただいている皆様を含め、多くの方に支えられて、一度は捨てられた子たちが幸せに暮らせているのだなあ、としみじみ思います。
ありがとうございます。
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