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うれしいお知らせ

先日M町地域ねこ現場に5匹の子ねこが捨てられていたという記事を書きましたが、昨日7日に市民会館前で開催されたR&G譲渡会の来場者の方が、わざわざM町まで来て下さって、そのうちの2匹をトライアルに迎えて下さることになりました!

 

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ご縁を手にしたのは、こちらのドットちゃん(トビキジ・♀・推定6ヶ月)と……

 

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こちらの鈴(りん)ちゃん(キジシロ・♀・推定6ヶ月)です。

 

ドットちゃんは、からだの水玉模様が特徴です。

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ドットちゃんの首筋の毛が抜けているのは、疥癬とかカビではなく、オスねこに乗っかられて(まだ6ヶ月齢なのに!)そのときにオスねこがメスねこを押さえ込もうと付けた咬み傷によるものです。手前にいるのは、同じく捨てられていた太(たい)くん(キジシロ・♂・推定6ヶ月)。

 

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ドットちゃん、美人さんです。

 

鈴(りん)ちゃんは、5匹のなかでは、Nさんが自宅で保護している陽(よう)ちゃんに次いで体が小さく、また、たぶん一番病弱です。かよわい少女のイメージ。

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先月ひいたねこ風邪が治りきらず、鼻気管炎と涙目になっています。左目脇から瞬膜が出ているのも、風邪のせいです。このあと平野町ペットクリニックで抗生物質2種類と目薬を出してもらい、現在投薬治療中です。

 

 

里親希望者さまは、「ねこを新しく迎えるなら、譲渡会やシェルターなどからもらってくるべきだ」という(長崎ではまことに珍しい、わたしたちにとっては涙が出るくらいにありがたい)考えをお持ちで、譲渡会に足を運ばれたそうです。「1匹では、遊び相手がいなくてさびしいだろうから、できれば2匹」ということで、わざわざM町まで譲渡会のあと、夕方になってから来て下さいました。

そして2匹を選ぶにあたっても、「自分たちが選ぶ2匹同士の相性も大事だけれども、そのあとに残ることになる2匹ができるだけさびしいことにならないように」と1時間以上もかけて検討してくださり、最終的にドットちゃんと鈴ちゃんを選ばれました。

 

ドットちゃん・鈴ちゃんは、14日にトライアルのお届けです。それまでは、陽ちゃんとともに、Nさん宅で体調管理を万全にすることになります。

 

 

なお、残った2匹もここでご紹介しておきますね。

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愛ちゃん(キジシロ・♀・推定6ヶ月)は、左鼻脇にちょこっとどろぼうひげがあります。鈴ちゃんほどではないですが、涙目+鼻水です。

 

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太(たい)くん(キジシロ・♂・推定6ヶ月)は、左鼻に黒いポッチ。太くんも、鈴ちゃん・愛ちゃん同様、涙目+鼻水ですので、同じく投薬治療中です。

 

あとそれから、既にNさん自宅で保護されている陽(よう)ちゃん(トビミケ・♀・推定6ヶ月)ですね。

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陽ちゃんは、昨日の譲渡会で「家族でよく検討してみます」とちらしを持ち帰られた方がいらっしゃったそうです。次回4月28日湊公園の譲渡会にも陽ちゃん参加予定ですが、そのご家族が迎えに来て下さるといいですね。

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テーマ : 里親探し
ジャンル : ペット

Comment

No title

長崎ではまことに珍しい……は余計ではないでしょうか(^^;
そういう志の高い方、私の周りにはたくさんおられます。

mikanさま

こんばんは。うーん、mikanさんの周りにたくさんいらっしゃるからといって、「長崎ではそういう方は珍しくない」ということになりますか?

もしそうなら、譲渡会を開いてもなかなか来場者がなくて里親さまがいつまでも決まらない、なんてことはないですし、そもそも苦労して譲渡会なんてものも開く必要がないはずです。誰もが、かわいそうなねこ・いぬを助けるのがあたりまえ、適正飼養があたりまえと考え、どのねこもどのいぬも完全室内飼いで幸せに何不自由なく暮らせるのなら、こんなけっこうなことはありません。

けれども、現状そうではないから、譲渡会も開かれ、地域ねこ活動も行なわれ、捨てねこはいっこうに減らず、Nさんや mikan さんのような優しい心のもちぬしがあれこれ心を痛めなければならないんだと思うのですが、どうでしょうか?

わたしたちの周りだけ見ていれば、志の高い方はたくさんいます。でも、長崎全体をみれば、決してそうではない、それは動かしがたい現実です。その現実に正しく向き合わなければ、いずれ自分のなかだけの理想のお花畑に逃げ込まざるを得なくなると思います。

No title

長崎に限らず、日本全体まだまだ、意識レベルが低いとおもいますから、わざわざ「長崎では珍しい」と書く必要があるのかな?と思ったのですよ。
それだけです。
失礼いたしました。

mikanさま

「必要がある」のではなく、「適切な範囲でものごとを述べた」だけですよ。

「日本全体まだまだレベルが低い」という大ざっぱなくくりでは、それぞれの地域でそれぞれができるもっとも適切な行動が何なのかが見えなくなります。

少なくともこのブログでは、それぞれの地域がそれぞれに抱える問題がなんなのか、統計なり政策なり現場の意見なりをもとに考えようとしています。都道府県別の殺処分統計を紹介したり、県内保健所ごとの違いを紹介したりしているのはそのためです。

長崎の事情が全国に当てはまるわけではないし、逆に東京や横浜の事情が全国に当てはまるわけでもない。

長崎で開催されている譲渡会にやってくる方々のなかで(それ自体数が多くはありません)、それが「あたりまえ」とまでの考えを持っていらっしゃる方が珍しいのは否定しようがないですし、東京で開催されている譲渡会をいくつか見たかぎりでは、東京は決してそうではない。「あたりまえ」ということをごく自然に、肩ひじ張らずに述べる方は少なからずいらっしゃいます。

わたしは「井の中の蛙」も「十把一絡げ」も問題の解決にはほど遠いと考えています。

No title

よくわかりました。さるねこさんなりの方法で頑張ってください。

ありがとうございます。

今日わが家にトライアルで鈴とドットを迎えました。この猫達の過ごしやすい家になるよう努めます♪今は猫ルームが気にいったらしく二階から降りてきません。上記コメントに関してそもそも日本にペットショップがあり犬猫が売ってる(値段をつける)ことに疑問を感じます。お金を出せば買える時代…嫌ですね。

ユミスターさま

はじめまして。このたびは鈴ちゃん・ドットちゃんを迎えて下さって、本当にありがとうございました。
M町の現場は特に捨てねこが多く、今回はあまりのことにNさんたちと頭を抱えていたのですが、思いがけなく温かい手をさしのべていただいたことに心から感謝申し上げます。

「コンパニオン・アニマル」ということば自体はそれなりに広まって久しいはずです。それなのに、ペットを買うことやペットを捨てることについて、「おかしい」とひとから指摘されないと気づけないのはどうしてなのか、ずっと考えています。

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