
譲渡会に参加しました(1):ふみのストライキ
さて、日中の最高気温は真冬並みの9℃、冷たい北西風の吹く公会堂前広場での譲渡会に参加してきました。今回は元親希望さんが多く、ねこの元親さんが10組以上(総勢20匹ぐらい)、いぬは確かサークルが4つできて10匹以上はいたようです。
いぬは血統書付きの両親から生まれた子犬などを中心にけっこうもらわれていきましたが、ねこはたぶん2匹だけしか里親さんが決まらなかったようです。うち1匹は、隣のテーブルの2匹の子猫のうちの1匹で、前に飼っていたねこに面影が似ている、というようなことでもらわれていきました。なるほどー。やっぱり「縁」なんだなあ、と思いました。
うちのふみは、わりと関心をもってくださったご家族が2組ほどいらっしゃったのですが、決まるところまでは至りませんでした。もしこのページをご覧になっていて、「やっぱり里親として引き取りたいかも……」というようなことがありましたら、右カラムにある「保護主連絡先」にどうぞご連絡ください。もちろん、このブログを通じて、とりあえず様子見、というのでもまったくかまいませんよ。
前回の譲渡会のときはまるで「借りてきたねこ」だったふみですが、今日は初めて体験する冬の寒さ──ふみは夏生まれで、7月以降はずっと室内飼いなので「寒さ」というのに接したことがありません──に、すっかりゴキゲンナナメでした。
いちおうケージの上にいつも使っているバスタオル+クッションを敷き、さらにクッションには貼るカイロ2枚を仕込み、途中からは余分に持ってきたバスタオルも入れてあげたのですが、ご覧のとおり。
バスタオルクッションの下にもぐり込んでしまっています。
父:「ねえ、ふみ、出てきてみたら?」
父:「そんなこと言わないで、ねえ? ほら、愛ぽんさんもこんにちは、って。ごあいさつしようよ。」
……愛ぽんさん、すみません m(_ _)m。
ふみ:「あたりまえでしゅ。ねこは寒いのはキライに決まってましゅ。」
……と、完全にストライキモードのふみでした。けれども、バスタオルにもぐってもしょもしょしている姿は、それはそれで愛嬌があり、里親希望でみにきていただいた方々の笑いを誘っていました。動画に撮ればよかったな。父もあんなふみをみたのは初めてです。
帰ってきてから、ふだんは開けないS.G.J.のねこ缶(ツナ・タピオカ・カノラオイル)をがんばったごほうびにあげたところ、うまうま、と食べて機嫌を直してくれました。
父ちゃんのひざのうえでくつろぎます。
